TOPArchive 過去の萩高かわら版(2021.6)

2021年6月30日(水)

大学での学びにふれる~山口大学国際総合科学部サテライト講座~

人文社会科学系の専門的な研究内容に触れ、知的体験活動を行うとともに、探究活動への意欲を喚起することを目的とする山口大学国際総合科学部サテライト講座を、6月23日(水)6限に、山口大学国際総合科学部 准教授 秋谷直矩先生をお迎えして開催し、探究科1年次生が受講しました。

 進行は山中大輔君が務め、廣永那知君は、「大学で何を学びたいのか、何を研究したいのか、早めに考え始めることの大切さについて学び、大学のオープンキャンパスに積極的に参加し、自分の進路にしっかりと向き合いたい」と謝辞を述べました。


先週の実施した山口大学理学部サテライト講座と、今回の講座を通して、大学での学びを具体的にイメージしながら、自分の興味関心や適性を踏まえ、将来の進路選択、当面は、2年次の探究活動や人文社会科学科、自然科学科の選択に生かして欲しいと思います。


 秋谷先生ありがとうございました。

2021年6月29日(火)

萩高校文化祭「萩鷹祭」開催!

6月11日(金)、萩高校の伝統の学校行事「萩鷹祭」を開催しました。

 例年は、バザーなども行われ、週休日に、たくさんの地域の方にも来校いただいていましたが、コロナ禍の中、それでも、文化部の発表の場を確保しようと、一昨年は7月に延期して校内で、今年度は例年通りの6月に開催しました。今年度も保護者の皆さんには、来校いただけませんでしたが、生徒の活動の様子をご覧いただこうと、ライブ配信をしました。

 今回から、何回かに分けて、その様子を紹介します。

 まずは、校長あいさつ、のふりをした「教員劇~かけがえのない地球を守って~」です。

 昨年は、校長先生と熟女ダンサーズが、田原俊彦のNINJIN娘で開会を飾ってくださいましたが、今年度は、校長先生脚本で若手教員(40歳未満)の男性教員全員出演の教員劇。教員の出し物は、昨年度の『smile』(Twenty Twenty(Johnny's ))をバックに先生方からのメッセージを送った動画に続くものです。

 コロナ禍で、この文化祭を始め、様々な面で制約を受けている生徒達の心に少しでも思い出に残るものを、こんな時だからこそ、この萩で、楽しそうに仕事をして、生活をしている大人の姿をみせようと、協力して一生懸命になることの大切さを、本番の緊張感を、ふるさとの自然の美しさを等々、様々な思いを込めながら、演じました。

ほぼぶっつっけ本番でしたが、先生方の熱演に、会場は大いに盛り上がりました。


画像シーンの紹介


①舞台は昭和の時代の萩高校。部活帰りに菊が浜にやってきた高校生。その中に何故か、ランドセルを背負う筋肉質の小学生?砂浜で「だるまさんがころんだ」で遊ぶ。ストップモーションでは、「ジョジョ立ち、命、グリコ、コマネチ、やぁー」、なぜか、「チューチュートレイン」なぜか、「人類の進化」


②工場建設のために、海の家「あおき屋」を立ち退かせようと、こわ~いお兄さん方がやってきた。看板娘「ユウコ」をあの手この手(ローテーショントーク、民謡トーク、ミュージカル風トーク)で脅す。最後の武器は「三角関数攻撃!」


③ユウコは、ケンジの力で、追い返す。楽しい時間はあっという間に過ぎ、夕暮れの菊が浜。別れの時。次の街に行くという海の家の娘ユウコ。「来年もまた会いたい」と呼びかけるケンジに、ユウコは、この海が綺麗な海のままなら、また会えると言葉を残す。

ユウコから受け取った「玉手箱?」をケンジが開けると、ユウコからのメッセージとともに、排煙で汚れた空と工場の風景が映し出される。

海の家のユウコは、実は海の精。「瑠璃色の地球」をみなさんの手で守ってと言葉を残す。

そして、目が覚めるケンジ。この出来事は夢だったのか。手から、ユウコからもらった貝殻が落ちる。

2021年6月28日(月)

3学年清掃ボランティア(菊ケ浜・JR玉江駅)

6月23日(火)7限のLHRの時間に、教員も含めて3学年約140名で菊ケ浜とJR玉江駅の清掃ボランティアを実施しました。この日は天候も良く、絶好の清掃日和でした。

菊ケ浜は大きなごみはあまりなく、木材や小さなプラスチック系のごみを中心に拾い、心地よい潮風に吹かれながら、浜辺も心もきれいになりました。

JR玉江駅も大きなごみはほとんどなく、火ばさみを手に細かいごみを少人数で集めました。

2021年6月25日(金)

令和3年度 第74回中国高等学校陸上競技対校選手権大会

6月18日(金)~20日(日)の3日間、標記大会が維新公園陸上競技場にて開催されました。 県総体を勝ち上がった23人でインターハイをかけて、中国総体を戦ってきました。今大会は「無観客」で開催されたため、保護者も観戦することができず、結果は速報サイトやライブ配信で見るようになっていました。萩高校陸上部は全力を尽くし、自己ベストを更新した選手が数多くいました。今大会の結果、男子5000mWで2位の福永伸之介君(3年)、女子5000mWで2位の古川千尋さん(3年)、女子400mHの西村羽未さん(2年)の計3名の選手が、7月下旬に福井県にて開催予定のインターハイへの出場権を獲得しました。萩高校陸上部を応援してくださった全ての皆様へ感謝申し上げます。

萩高校陸上部からは、これで3大会連続でのインターハイ出場(昨年度は中止)となります。伝統の萩高校陸上部のユニフォームを着て、インターハイ出場を夢見る中学生の皆さん、ぜひ萩高校へ!

<結果>(8位入賞者)

 男子5000mW 福永伸之介 第2位  秋本雄一朗 第8位

 男子400mH  西村羽未 第5位

 女子5000mW 古川千尋 第2位   山本有貴葉 第6位

 女子7種競技   戸﨑心優 第5位


○インターハイ出場権を獲得した部員から一言


<男子5000mW 第2位 福永伸之介君>

 中国総体は想定していたよりもハイレベルな戦いでしたが、今まで本気で取り組んできた練習が自信となり、2位でフィニッシュできました。また、それと同時に多くの方々からメッセージを頂き、自分の結果を喜んでくれている人がこんなにいるんだと実感しました。多くの方々に支えられて勝ち取ったインターハイ、全力で挑みます。

<女子5000mW 第2位 古川千尋さん>

 昨年、新型コロナウイルスによる高校総体の中止を経験しました。今大会の開催は決して当たり前ではなく、感謝の気持ちをもってレースに挑みました。結果、インターハイ出場を決めることができました。次の大会でも変わらず、開催されることへの感謝と応援してくださる方々への感謝を忘れず、ベストのレースができるように頑張ります。

<女子400mH  第5位 西村羽未さん>

中国総体では、スタートから内側のレーンの速い選手が視界に入ると焦りそうになりましたが、先生の言葉や今まで自分が練習してきたことを信じて最後まで走り切ることができました。インターハイ出場が決まった瞬間は本当にうれしかったです。インターハイまでにもっと速く強くなれるように、一つひとつの動きを丁寧に頑張っていきたいです。

2021年6月24日(木)

萩高生必見!萩高校ゆかりの偉人の生涯が放映されます。

天馬空を翔る~久原房之助と鮎川義介 史上最強の義兄弟~

6月26日(土)12:00~12:55 yab山口朝日放送

生徒の皆さんの多くが登校する東門(萩西中学校側)から、校舎の方を眺めると、職員昇降口前の中庭にいくつかの石碑が建っています。

そのうちの一つ、「頌徳銘功」と刻まれた石碑は、碑背に記されているように萩高校の前身の一つである郡立高等女学校を設立するにあたり創立費の全額3万円(当時、1万円の資本金があれば銀行が設立された)を寄付した久原文子さんの功績をたたえて明治45年6月に建てられたものです。

久原文子さんは、久原房之助さんの御母堂であり、「鉱山王」と呼ばれ「日立」の社祖である久原房之助さんは、大正時代を代表する実業家として活躍した後、政界へ転じ、第二次大戦が無ければ首相になっていたとも言われる方です。

現在も萩高独自の奨学制度として続く「久原奨学制度」は、久原翁が郷土の子弟のために設けたものです。

この番組は、その房之助さんと、久原翁の事業を継承し、「重工業王」の異名をもつ義弟の鮎川義介さん(「日産」の創業者で、「日産コンツェルン」の総帥として「日産自動車」を創業)の2人がふるさと山口県に残した知られざる足跡にスポットを当て、その波乱に富んだ生涯を描いたものです。


生徒の皆さんは、是非、番組を見て、本校の伝統に触れ、この学校に学ぶ喜びを感じてくれればと思います。

久原文子さんの功績の詳細は、本校HPの校長室→校長通信をご覧ください。

2021年6月18日(金)

本年度第1回の学校運営協議会を開催しました。

6月17日(木)、本年度第1回目となる学校運営協議会を開催しました。

 今回は、第1回目ということで、本校、分校の概要説明に加えて、本年度の学校基本方針及び学校自己評価書について協議、承認をいただきました。

 その後、意見交換として、萩高校の志願者増加、特に本校探究科及び分校総合学科の志願者増加に向けた方策などについて委員の皆様から御意見をいただきました。

 意見として、「これから先の見えない時代を生きていく子ども達にとって、チャレンジ精神や探究心が必要である。そのために探究科での学びが必要であるということを中学生に伝えていくことが必要でないか。」、「情報発信の際に、中学生と年代の近い高校生自らが紹介することもあっていいのではないか。」、「分校の総合学科で何が学べるのかを積極的に情報発信すべきではないか。」など活発な意見交換が行われました。

 次回は10月に実施する予定です。

学校自己評価書及び協議会の会議録は後日学校のホームページに掲載します。

2021年6月17日(木)

中国大会に出場する陸上部に、同窓会から激励費が贈られました。

6月15日、校長室で、今週末(6月18 日~ 20 日)に山口市の維新みらいふスタジアムで開催される「第 74 回 中国高等学校陸上競技対校選手権大会兼全国大会中国地区予選会」に出場する陸上部に同窓会から激励費が贈られました。

 大会に出場する選手を前に(人数多すぎて、校長室が密、密、密!)、同窓会長さんに代わって、校長から、短距離・長距離の両キャプテンに手渡し、両キャプテンがお礼の言葉と大会に臨む決意を表明してくれました。

中国大会が中止となった柔道、少林寺拳法はもとより、県大会で敗退した他の選手の分まで、力を発揮し、インターハイ出場、自己記録の更新をめざして、頑張ってください。

がんばって、ポ・ヤシロさんで、ショートケーキ食べるんだよ!

 大会の様子は、Live配信されます。(→中国高等学校体育連盟のホームページ参照)

 また、陸上部の日々の活動の様子は、陸上部ブログでご覧いただけます。

2021年6月16日(水)

令和3年 萩鷹祭

6月11日(金)、令和3年萩鷹祭を開催しました。

今年度は「Rainbow~個々の花、新時代に咲け~」というテーマで開催されました。新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、生徒と教職員のみの開催となりました。

午前の部では、昨年、吹奏楽部や合唱部はリモート演奏でしたが、今年は生の素晴らしい演奏を聴くことができました。その後、文芸部による「走れメロス」朗読があり、登場人物が思い浮かべそうな感情のこもった朗読でした。そして、JRC部によるSDGsの取り組みや提案のスライド上映があり、SDGsの大切さを再認識することができました。その他、教職員や生徒の有志による笑いと感動ある素晴らしい出し物で大いに盛り上がりました。

昼休みには、文化部の各部の展示の見学に多くの生徒が訪れ、活動の成果に感心させられました。また、1、2、3年生の出会いの場を作る生徒会企画で、他学年の生徒同士が初めて話して仲良くなる取り組みも大成功しました。

 午後の部では、各クラスの紹介動画を全校生徒で視聴して、ユーモアたっぷりの動画に体育館が笑いに包まれました。その後、動画の投票が行われた結果、1位が3年3組、2位が1年3組、3位が3年1組となりました。また、投票の集計の間に行われた野球部による未成年の主張では、顧問の先生やマネージャーに対する感謝の気持ちが主張されるなど感動する場面もありました。

最後に、全生徒の記念撮影が行われ、昨年に続き、生徒がデザインを考えたオリジナルポロシャツで写り、思い出に残る文化祭になったと思います。

生徒会をはじめ、文化祭を盛り上げてくださった皆様、大変ありがとうございました。

来年は、新型コロナウィルスも落ち着いて、広く公開して、クラスの出し物等もできることを願っています。


萩鷹祭の動画は萩高校のフェイスブックにあります。 こちらのURLからから御覧下さい。

https://www.facebook.com/hagi.high.school

2021年6月15日(火)

かわいい萩高生、アイドルに“かわいい”って言われる

6月8日テレビ東京で放映された「開運!なんでも鑑定団」に続いて、再び全国放送に萩高生が登場し、萩のPRに一役かいました。

 前日(6/12)の朝日放送の「朝だ!生です旅サラダ」で、中村雅俊さんが紹介する萩のまちを見てて、「やっぱり、素敵なまちだなぁ」と思っていたところ、翌日(6/13)のTBS「バナナマンのせっかくグルメ!」で、割烹千代さんを紹介する前の田町のアーケード街でのインタビューに、部活帰りの、萩高が誇る陸上部の生徒たちが!

日村さんの「みんなで、食べに行くお店は?」という問いかけに、カツ丼でもカレーでもなく、「ご褒美に食べに行くポ・ヤシロ(ケーキ屋)」をあげた彼らに、乃木坂46の山下美月さんをはじめ、スタジオから「かわいい!」って声が連発。近藤春菜さんは、「食べさせてあげた~い」とも。

 最後に、日村さんから、「陸上大会で良い成績とって、ポ・ヤシロで食べられるよう、がんばろう」と激励の言葉をいただきました。

 日村さん、出演者のみなさん、ありがとうございました。

2021年6月11日(金)

令和3年度山口県高等学校総合体育大会柔道競技

5月29日(土)30日(日) 宇部市武道館

【男子団体】3位

2回戦 〇萩4-0徳山×

決勝リーグ① ☓萩1-3高水○

決勝リーグ② ☓萩1-4高川○

決勝リーグ③ △萩1-1早鞆△


【男子個人】

60㎏級 3位 藤本 楓(3-3)

81㎏級 2位 鍵谷幸成(3-3)


男子団体戦では、決勝リーグはタフな戦いとなりました。なかなか勝ちきれませんでしたが、最後まで意地のある戦いとなりました。男子個人戦においては3年生の頑張りが見られ、2名が入賞しました。あと一歩のところでインターハイ出場までは手が届きませんでしたが、3年生4名ともこの2年2ヶ月の中で最も素晴らしい内容でした。彼らと一緒に歩んでこられて本当に幸せでした。応援ありがとうございました。

2021年6月10日(木)

第68回中国高校柔道大会山口県予選会

4月17日(土)18日(日) 萩ウェルネスパーク萩武道館

【男子団体】3位

2回戦   ○萩5-0徳山×

準決勝戦  ☓萩1-4高川学園○

3位決定戦 ○萩2-1早鞆☓


【男子個人】

81㎏級 3位 鍵谷幸成(3-3)

100㎏級 6位 三宅晶斗(3-1)


【女子個人】

57㎏級 3位 河合ひなた(1-1)

男子団体戦では2回戦から登場し、準決勝戦で完敗しましたが、3位決定戦で何とか粘り勝ちました。10年連続の中国大会団体戦の出場権を獲得となりました。個人戦においては男子2名と女子1名は本大会への出場権を獲得しました。本大会は6月12日(土)13日(日)に周南市で行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染防止の観点より中止が決定しました。選手の頑張りが見られた大会でした。応援ありがとうございました。

2021年6月9日(水)

萩探究部第2期のオンライン説明会が行われました

萩市では、昨年より慶応義塾大学の鈴木寛研究会(通称:すずかんゼミ)と連携して、高校生の探究活動をサポートするプログラム「萩探究部(はぎたん)」を実施しています(萩市内の高校に通う高校生であれば誰でも参加できます)。


昨年実施された第1期には本校生徒からも約20名の参加申込がありました。

第2期の今回は7月から9月末までの約3か月間の間で実施される予定となっており、その本実施に向けて6月5日(土)、6日(日)の午前・午後に計4回のオンライン説明会が行われました。


本校生徒も1,2年生を中心に参加していました。


説明会では、すずかんゼミの大学生が


・そもそも探究とは何?

・昨年の萩探究部に参加した高校生の探究事例

・探究的な学びが必要な時代背景

・大学生の探究経験談


などについて語ってくれていました。


参加した生徒たちの感想としては、


「探究は何となく理解していたつもりだったけど、具体的なイメージとともに理解できてよかった」

「○○さん(探究経験談を語ってくれた大学生)の話を聴いて、すごくワクワクした」

「身近な先輩も昨年そんな面白そうな探究をしていたなんて知らなかった。すごい」


などなど、具体的なイメージや憧れ、ワクワクが醸成された会になったようでした。


プログラムの本実施は7月からですが、6月20日(日)10:00~12:00に体験会も行われる予定です。

まだ参加しようか迷っている生徒の皆さんも参加大歓迎とのことでした。

(説明会に参加していない人も参加可能です)


チラシは今後、本校ホームページのトップページに掲載する予定ですので、ぜひご覧ください。

2021年6月8日(火)

「アクティブ・リサーチ」の授業で、各グループでの探究活動が始まりました

これまで人文社会科学科の探究学習「アクティブ・リサーチ」の授業では、生徒自身の興味関心や問題意識を萩の町と絡めながら、この1年間探究するテーマを探る活動を行ってきました。


そして、生徒たちから出たテーマ候補から探究してみたいテーマに生徒が手を挙げ、以下の3つのグループができました。


●SDGs【地域活性化・課題解決】

萩市におけるSDGsの認知度や企業の取り組みを調査し、地域の課題解決や活性化につなげる


●“猫の街”伝説【文学・言語】

伝説の内容や登場人物像について調査し、伝説の真偽を明らかにする


●萩城再建【歴史・文化】

もしも萩城が現存していたら、萩はどのようになっていたのか。他の城下町との比較等を通して、萩城があった場合の利点を考える


※これらは現時点での案です。探究していく中でテーマを設定し直すこともあるかもしれません。


グループに分かれて最初の時間でしたが、教員の予想をはるかに超えた活発な議論や活動が行われており、生徒たちの前のめりな姿勢に驚かされました。


探究活動に取り組んでいく中で、より具体的に探究したいテーマや問いが出てくるのが楽しみです。

2021年6月7日(月)

令和3年度 第72回山口県高等学校体育大会(陸上競技)

5月29日(土)~31日(月)の3日間、標記大会が維新公園陸上競技場にて開催されました。 地区大会を勝ち上がった選手とシード権を持っている選手で中国総体予選を兼ねる大会にのぞみました。補欠の選手やマネージャーも含めて、萩高校陸上部は全力で競技に取り組みました。その結果、個人種目では16名が、リレーでは男子の4×100mRと4×400mRが6月18日~20日に開催予定の中国高校総体への出場権を獲得しました。特に今年は高校から陸上を始めた3年生の部員の活躍が目覚ましく、男子400mの湯本くん(中学校ではサッカー)、男子4×400mRメンバーの吹上くん(軟式野球)、男子やり投げの弘中くん(卓球)、女子三段跳の伊藤さん(吹奏楽)を中心に大活躍してくれました。保護者の皆様、萩高校陸上部を支えてくださった全ての方々に感謝申し上げます。今度はインターハイをかけて、中国総体を戦ってきます。


<結果>

○男子総合 第3位  男子トラック 第2位

 男子400m 湯本悠希 第5位

 男子5000m 福永伸之介 第7位

 男子110mH 長田航輝 第1位  藤本翔也 第5位

 男子400mH 吉屋正義 第1位  河村恵杜 第3位

 男子5000mW 福永伸之介 第1位  秋本雄一朗 第2位  青木海橙 第3位

 男子4×100mR 河村恵杜・阿座上佳祐・吉屋正義・烏田慶生 第3位

 男子4×400mR 吉屋正義・吹上結斗・河村恵杜・湯本悠希 第3位

 男子やり投 弘中竜也 第4位


○女子総合 第4位  女子トラック第5位  女子フィールド第5位

 女子100mH 西村羽未 第4位

 女子400mH 西村羽未 第2位

 女子5000mW 古川千尋 第1位   山本有貴葉 第2位

 女子三段跳 伊藤陽香 第4位

 女子砲丸投 白井友結 第4位

 女子ハンマー投 伊藤麻衣 第4位

 女子7種競技 戸﨑心優 第1位


○3年生の部員から一言

<出場種目全てで表彰台、男子400mH優勝 3年キャプテン吉屋正義くん>

萩高全員が戦い、男子は総合3位で大会を終えることができました。400mHでは最後の大会で初めての優勝、そしてリレー2種目で3位入賞ができ、充実した3日間でした。中国総体に向けて、これからの2週間は悔いが残らないよう一生懸命練習に励んでいきます。ご声援よろしくお願いします。


<大会新記録樹立、男子5000mW優勝 3年福永伸之介くん>

昨年度は県総体が中止、休校期間中も一人で練習など辛い思いをしました。それを乗り越え、チームで部活動ができる有難さを感じながら臨んだのが今回の大会でした。全員が力を出し切り、自分のベストを尽くしました。次の中国総体も「チーム萩高校」で頑張ります。


<女子5000mW優勝 3年古川千尋さん>

今回、中国総体出場を決めることができてうれしく思うと同時に、大会をとおして多くの刺激を受けることができました。次の大会に向け、日々の練習を大切にしたいです。最後に、昨年中止となった今大会が開催されたことにとても感謝しています。


<女子三段跳4位 3年伊藤陽香さん>

私にとって最初で最後の県総体でした。1本目で自己ベストを大幅に更新でき、4位で中国総体を決めることができました。努力は必ず報われる、そう思えた瞬間でした。応援し続けてくれた仲間や、一緒に泣いて喜んでくださった先生、支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。中国総体では恩返しができるように、更なる自己ベストをめざして頑張ります。


<女子ハンマー投4位 3年伊藤麻衣さん>

中国総体への出場権を得ることができましたが、自分の実力はまだまだです。だから、少しでも入賞に近づくために、県総体での反省や改善点をいかして中国総体に臨みたいです。中国総体に出場できることを誇りに思い、悔いのない投擲をしたいです。

2021年6月4日(金)

男子バスケットボール部 高校総体予選の結果

令和3年5月29日土曜日に西京高校で行われた、高校総体予選の試合は3年生の集大成にふさわしい素晴らしい試合でした。萩高校は、一回戦で宇部中央高校、二回戦で宇部工業高校と戦いました。


1回戦の宇部中央高校との試合の結果は以下の通りです。


      萩 76 (19-3・27-14・16-12・14-12) 41 宇部中央


この試合は、3年生を中心に2年生も試合に出場し、勝利することが出来ました。


2回戦の宇部工業高校との試合の結果は以下の通りです。


      萩 51 (15-13・10-18・15-13・11-32) 76 宇部工業


昨年10月の宇部工業高校との練習試合では、ベスト4の実力を見せつけられ大差で負けていました。そのため、それ以降の練習で改善に努めました。そうして迎えた今回の試合では、立ち上がりから高い集中力で、特にディフェンスに力を入れていました。1P、2P、3Pも相手に押されながらもなんとか流れをつかみ、3Pでは4点差で終えることが出来ました。


そして迎えた4Pは宇部工業に押され残り4分で10点差となりました。このままでは接戦はできても、勝つことは出来ないという考えから作戦を変更しました。ゆっくり攻めてディフェンスに力を入れるスタイルから、オフェンスに力を入れるスタイルへと変えたのです。その後も選手たちの奮闘はすさまじいものでしたが、結果としては、点差が開き負けてしまいました。


選手たちも、もちろん負けてしまったことに対しての悔しさはあったとは思いますが、全力を出し切ってくれました。きっと大きな達成感や仲間と一緒に本気で戦えた喜びを感じることが出来たと思います。それは、チーム一丸となって戦ってきた証だと思います。3年生の勇姿が大きな感動と勇気を与えてくれました。本当に言葉では言い表せないほどに最高の試合でした。  


今年の高校総体予選は、新型コロナウイルスの影響により、思うように練習をすることが出来なかったり、保護者の方々に試合を見ていただけなかったりと心残りはありますが、萩高校の男子バスケットボール部は素晴らしい試合を繰り広げ頑張り抜きました。だからこそ、この文章を通して彼らの頑張りをみなさんに知って頂けると嬉しいです。

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