TOPArchive 過去の萩高かわら版(2021.3)

2021年3月31日(水)

スーパーJRC部がエフエム山口“Pure Morning ”に出演

萩高校JRC部では、日本赤十字社山口県支部と連携して、幼稚園で防災講習会を行ったり、東日本大震災で被災した方のお話を聞く「JRCオンライン語り部LIVE」に参加したりするなど、防災に関する学習や啓発活動に取り組んでいます。

 3月30日(火)には、新井道子さんがパーソナリティを務めるエフエム山口“Pure Morning ”に部長の 金田東子さんと副部長の一木春志くんが出演し、日頃の活動の様子を紹介しました。

 二人は、2014年7月に萩市東部地域を襲った集中豪雨災害の時に感じたことや、実際に災害が起こった時の避難場所など、家族で防災について話し合ってること、また、いざという時に避難できる体力を維持するため、おじいさんと散歩をしていることなど、自分自身の経験を踏まえ、力強く、防災についてお話してくれました。

 新井さんと校長先生は高校時代の同級生とのこと、校長先生の高校時代のお話も紹介され、とても楽しい放送となりました。

 番組中には、高校生のすがすがしい姿に感動されたリスナーの方からのメッセージも紹介され、新井さんからも、「高校生の姿にパワーをもらいました。大人もがんばろうね」というお言葉をいただきました。

 金田さん、一木君、お疲れさまでした。二人ともいい経験をしましたね。

 番組の様子は、http://radiko.jp/share/?sid=FMY&t=20210330104330で聴くことができます。(10:35~(Radikoのインストールが必要))

2021年3月31日(水)

全国大会出場~少林寺選抜大会~

1年4組高屋那帆さんは、日ごろ、市内の少林寺道院で少林寺拳法の稽古に励んでいます。その努力が実り、11月に行われた県大会で優勝し、3月27日に香川県善通寺市で開催された第24回全国高等学校少林寺拳法選抜大会に出場しました。

 高屋さんが出場する「女子自由単独演武の部」には、全国から67名の拳士が出場。全国大会の独特の緊張感の中、9番目に高屋さんが登場しました。1分15秒という限られた時間の中、高屋さんは日頃の成果を発揮し、切れのある演武を披露しました。

 全国のレベルは高く、残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、堂々たる高校全国大会デビューでした。まだ1年生、この経験を生かし、稽古に励んでください。

 ※ 演武中のりりしい姿をお見せしたいのですが、全国高体連の肖像権規定によりアップロードができません。写真は、演武終了後の記念撮影です。

2021年3月29日(月)

合同学習会を至誠館大学で実施しました。

萩高生は、大津緑洋高校の生徒とともに、大学入学共通テストを至誠館大学で受験します。

 この時期に、共通テストと同じ会場で、合同学習会を行うことにより、会場慣れすることと、受験に向けた意識を高めること、両校生が切磋琢磨することなどを目的に、3月25日と26日の2日間、両校の合同学習会を実施しました。


初日は、代々木ゼミナール教育総合研究所 関西室長 山根正義様を講師にお招きし、講話を受けたのち、本番さながらの雰囲気の中、共通テストプレテスト(模擬試験)に取り組みました。

 二日目は、午前中は模試の解説と午後は自学自習の時間でした。


およそ1年後の自分の姿をイメージし、この1年を走り続けましょう。


春が訪れ、鳥の鳴き声も聞こえる広大で美しい至誠館大学のキャンパスに、大学生活の憧れを抱いた生徒もいたのではないでしょうか。会場をお貸しくださった至誠館大学さまありがとうございました。


今年の卒業生は、進路の面でも頑張りました。中には、第一志望がかなわなかった生徒もいるので、軽々しくは言えません、また、国公立大学への進学が全てではないのをお断りした上で、あくまでも生徒の頑張りと先生方の献身的なサポートを測る一つの物差しとして、紹介しますが、本校の国公立大学への進学者割合(進学者数/卒業生)は、昨年度、前年度と比べて上向きに転じ、今年度、大きく向上しています。

 その背景として、こうした進路行事に生徒の皆さんが真剣に取り組んでいることがあげられます。

先は長いが、あっという間だ。新3年生、がんばれ!!

2021年3月25日(木)

2年分の思いを込めて~第30回萩高校吹奏楽部定期演奏会を開催しました~

本校吹奏楽部部定期演奏会の歴史は長く、今年で30回を迎えました。本来ならば昨年度第30回の演奏会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスのため、残念ながら中止に。

 2年分の思いも込め、この3月21日(日)、感染症対策に最大限配慮しながら、たくさんの方々のご支援のもと、開催することができました。

 開演前には、昨年7月の文化祭で、生演奏ができない中、作成・上映した動画を再上映。思えば、この1年は本当にコロナウイルスとの戦いでした。それにくじけずこの日を迎えたことに、感無量となりました。

 今年の公演は、「第Ⅰ部 クラシックステージ」「第Ⅱ部 ポップスステージ」で構成。第Ⅰ部では、萩民謡「男なら」保存会の方々の民謡とコラボレーションしたり、OB作のオリジナル曲の演奏をしたりと、地域とのつながり、本校吹奏楽部の歴史・伝統を味わうことのできる、30回の記念にふさわしい演奏が続きました。

 休憩をはさんで、第Ⅱ部は笑いにあふれるお楽しみメドレー(あやしげなプロデューサーも登場)があるかと思えば、懐かしの歌謡曲「見上げてごらん夜の星を」を会場の全員で、(下の写真のうちわを使って口を覆い、感染予防はバッチリで)合唱するなど、工夫を凝らしたステージが展開されました。

 第Ⅱ部終了も、鳴り止まない拍手により、アンコール。THE BOOMの「風になりたい」を演奏して、2時間弱の公演が終了しました。

 御来場いただいた皆様、開催に御協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 アイデア満載の感染予防策をご覧下さい。

2021年3月24日(水)

山口大学ジュニアリサーチセッションで山口大学学長賞を受賞

萩高校から、「文献調査による見島牛の価値の研究」と、竹紙の静菌作用を研究した「菌滅の刃~竹柱編~」の2研究が参加しました。

 山口県からは先日の探究活動成果発表会に参加した県内の理数科・探究科設置校等に加え、島根県、福岡県から応募のあった85件のうち、「見島牛の研究」が、総合発表の部で最優秀、優秀賞に次ぐ山口大学学長賞を受賞しました。「菌滅の刃」は、一般発表で最優秀賞を受賞しました。


ジュニアリサーチセッションは、一昨年度まで開催されていた「山口大学理学部サイエンス・セッションU18(中高生研究発表会)」を引き継ぎ、今年度から研究対象をサイエンスだけでなく人文社会科学にまで広げたもので、3月20日に山口大学吉田キャンパスで開催されました。

 総合発表は、午前中に行われ、事前審査により選出された9件が、全参加者の視聴の下、スライドで発表しました。その中で、本校の「見島牛の研究」はオールイングリッシュで発表し、大学の先生や協賛企業の方の審査により学長賞を受賞。

 一般発表は、従来のポスター発表に代わるもので、コロナ禍のため、密を避け、8会場で各13件(会場により差があり)が、スライドによる口頭発表を行い、それぞれの会場で、大学の先生が審査員となり、最優秀賞が決められました。


萩高校にとっては、一昨年(昨年はコロナ禍のため中止)の「なまこ壁の機能性に関する研究」の最優秀賞に続く受賞です。


最優秀賞は、「蜘蛛の糸に着色しよう」(島根県立浜田高等学校)、優秀賞「火災時における最適な避難経路」でした。山陰勢強し!


貴重な発表の場を設定してくださった山口大学さま、ありがとうございました。

2021年3月23日(火)

「1年を振り返って(生徒によるコメント)」

コロナによって日常が大きく変化したこの1年。学校が休校になったり、行事が中止になったり、人々の往来が制限されました。自粛の中で、やりたいことができない人がいる一方で、制限された中で新しいことに挑戦する人も多かったのではないでしょうか。この1年を振り返ってみてどうだったか、各学年の生徒3名と卒業生1名に尋ねてみました。


「挑戦した一年」1年 白石雄一郎

僕が今年頑張ったことは、二つあります。一つ目は、部活動です。先輩や先生に教えてもらったり、インターネットで調べたりして、吹く音をイメージしながら練習しました。リモート演奏や、ステージ発表を通して、演奏技術や計画性など、さまざまな力がついたと思います。年度末には、今年の集大成とも言える定期演奏会があるので、本番をイメージしてメンバー全員で頑張っていきたいです。

 二つ目は、成人式実行委員会です。最初は、本番のイメージがつきませんでした。しかし、何回か集まり、話し合いをするうちに枠組みが固まってきて、本番の会場図が完成すると、本番の様子が容易に想像できて、とてもワクワクしました。残念ながら本番は中止になってしまいましたが、委員会活動やフォローアップ会を通して、アイデア力や考えを発言・共有して、グループワークを進める力がついたと思います。来年度もさまざまなことに挑戦していきたいと思います。

「仲間」2年 阿波杏奈

 私はこの一年間で改めて仲間の大切さに気づかされました。誰も予想していなかったコロナに私たちの楽しみは全て奪われ、非日常がはじまりました。例えば夏祭りや大人数での食事、文化祭の模擬店などで、これらも全て我慢、自粛、中止となりました。一学期は登校すらできず、家で深く考える時間はできたものの、友達には会えない切ない日々を送りました。

 その後、再び学校に行くことが可能となりました。場所は変更になりましたが修学旅行も実施することができました。久々の旅行というのもありましたが、何よりもみんなと一緒に思い出に残る楽しい時間を過ごせたことが私は嬉しかったです!

 この一年苦しい事やつらい事が沢山ありました。そこから抜け出し、今まで乗り越えてこられたのも、互いに支え合う仲間がいてくれたおかげです。仲間のありがたさに感謝して、これからも人との関わりを大事にしていこうと思います。

「コロナ禍で得たもの」3年 小田穂乃佳

 センター試験から共通テストへ移行する年にコロナ、もう何から何まで大変でした!めちゃめちゃ私たちの学年は振り回されてるなぁと感じてました(笑)3年の最初は休校となり、今年大丈夫なのかな、上手く受験乗り越えられるかな、とか不安でいっぱいでした。でも、学校に行ってみると、受験に向けたクラスの雰囲気があり、自然と私自身受験に向けて気持ちにスイッチが入りました。

 色々悩んだり、大変だったりしたけど、このような状況のなかで受験を乗り越えられたのは、やっぱり友だちの存在が大きいです。朝早くから学校に来て勉強している友だちや遅くまで進路室で一緒に勉強した友だち、課外を一緒に受けた友だち、「卒業後もまだ学校行かんとね〜」とか言って一緒に学校に行った友だち、たくさんたくさん刺激を受けたし支えてもらいました。本当にありがとう!

「わくわくへの小さな一歩」北九州市立大学2年 中津江新 

 みなさんこんにちは!卒業生の中津江です。今年はコロナの影響で様々なことが制限され、ただ起きて食べて寝るだけで「できない」という言葉に縛られた日々。

 しかしある日、地元萩でわくわくに溢れた髭の生えたあるおじさんに出会いました。できないことが多い状況下でも、何か少しでもわくわくを感じられることに取り組む、とても前向きな方でした。

 その方に出会ってから、やりたいことができないなら、目標を小さくして取り組むようにしました。結果「萩未来塾」「プロジェクションマッピングで花火」「浜崎コーヒーボーイズ」と想いを形にできました。小さな一歩を積み重ね、成長した1年になりました。

 皆さんも「できない」という言葉にぶち当たることが多いと思いますが、少しでも何かできることを見出して、小さな一歩を踏み出してみませんか?そして、挑戦ができる最高の街“萩”で何か少しでもわくわくするようなことが一緒にできたら最高です。

2021年3月22日(月)

交通安全教室を実施しました

3月19日(金)、交通安全教室を実施しました。

 今回の交通安全教室は密を避けながら効果的に行えるよう、各教室で放送を聞きながら行いました。

 生徒はまず、放送での指示を聞いた後、学校オリジナルの「令和2年度山口県立萩高等学校交通検定」を行いました。「自転車同士の交通事故の場合は、相手と話をして、お互いに納得した場合に限り、警察に自己の届出をしなくてもよい。○か×か?」「傘差し運転をし、歩行者と衝突事故を起こしたが、未成年であっても賠償責任が生じることがある。○か×か?」などの問題に、各自が考えて解答し、その後各クラスの交通委員が解説を行いながら正解を示し、採点しました。

 クラス毎の平均点が速やかに集計され、成績発表。

 見事第1位に輝いたのは、2年5組

 以下、第2位      1年1組

     第3位      2年4組 となりました。

 おめでとうございます!

 新型コロナウイルス感染症の影響で、学校生活が大きく変わった1年でしたが、最後まで「その中でできること」に取り組むことができました。

 交通委員の皆さん、準備・運営お疲れ様でした。

2021年3月19日(金)

2年次生山口大学バスツアー

 3月18日、2年次生が山口大学を訪問しました。今年度は新型コロナ感染拡大の影響で、大学のオープンキャンパスがオンライン実施となっており、大学の構内に足を踏み入れるのは初めて、という生徒も多くいました。大学の概要説明では、大学で学ぶことの意義や山口大学の特徴、興味深い研究などについて知ることができました。また、選抜について詳しい話やデータを聞き、受験に対する意識を高めている生徒もいました。説明の後、大学構内を散策し、少しだけ大学生の気分を味わったようです。

 次に、維新公園で開催されている日本ドリコム主催のミラツクフェスティバルに参加しました。興味のある分野はもちろんのこと、今まで考えていなかった分野の話も聞くことができ、視野を広げることができたようです。学年で大学やガイダンスに参加することは初めての試みでしたが、多くの生徒にとって新しい発見があった一日でした。

2021年3月18日(木)

「探究の萩高、ここに在り」②~山口県探究学習成果発表会「自然科学分野最優秀賞」「人文社会科学分野審査員特別賞」を本校生徒が受賞しました~

このかわら版、フェイスブックでも先日様子をお伝えした山口県探究学習成果発表会。その審査結果が、本日届けられました。なんと!


  自然科学分野 最優秀賞に選ばれたのは、

 本校生物班の研究「菌滅の刃~竹柱編~」!


 人文社会科学分野 審査員特別賞を、

 本校「文献調査による見島牛の価値の研究」が受賞!


 さて、一昨年の同大会では、本校物理班の研究「なまこ壁の機能性の研究」が最優秀を受賞。

 昨年の大会は中止となりましたが、その後、県内高校理数関係の先生方が協議する中で、同じく本校物理班の研究「萩特産品の物理特性と官能評価による検討」が中四国・九州地区の理数科課題研究発表大会の研究紀要に県代表として掲載されました。(実質県最優秀の評価)

 つまり、本校の研究が3年連続で最優秀の評価を得た、といえるわけです。


 また、今年の大会から始まった人文社会科学分野の審査では、本校人文社会科学科の「文献調査による見島牛の価値の探究」が、最優秀には選ばれませんでしたが、「審査員特別賞」を獲得しました。審査結果を見ると、「 なお、人文社会科学分野の表彰について、最優秀賞1グループ、優秀賞1グループとしておりましたが、人文社会科学分野の審査において、いずれの発表も優秀であると認められることから「審査員特別賞」を追加したことを申し添えます。」という一文が添えられていました。本校の発表は、残念ながら規定時間をオーバーしてしまい、減点の対象となっていました。それでもこのような評価をいただけたのは、研究そのものの質の高さによるものではないかと思います。

 先日開催した学校運営協議会の中で、この探究学習成果発表大会をご覧になっていた山口大学の松田特任教授が、「萩高校の発表は、地域課題から出発していた、そして、『地域活性化のため』など、なぜその研究をするのかという目的が明確であった。そこが他校との違いであったと思う。」と御講評くださいました。

 改めて、その評価を実感することのできる審査結果となりました。

 各グループの皆さん、おめでとうございます!

2021年3月18日(木)

「みんなが主役だった1日」

3月15日に、令和2年度後期クラスマッチを行いました。競技時間以外のマスク着用、手洗い・消毒の徹底等、感染拡大防止に配慮しながら実施し、「みんなが主役だ。」という大会テーマにあるように、全員が活躍した1日となりました。

 午前の部は、開会式から始まり、男子はバスケットボールとサッカー、女子はバドミントンとフットサルを行いました。バスケットボールは激しい攻防戦が続き白熱していました。サッカーとフットサルはどちらも必死にボールに食らいつき、ゴールが決まるごとに大きな歓声が上がりました。バトミントンは授業の成果が発揮されており、素早いラリーが繰り広げられていました。

 お昼休憩を挟んだ後は、大縄跳びと綱引きを行いました。全員が一堂に会して、団体戦を行ったため、かなり盛り上がりました。必死に応援する生徒や、個性的な掛け声をするチームなど、クラスの色がとてもよく表れた試合となりました。

 全試合終了後、閉会式が行われました。今回のクラスマッチの総合1位は2年1組でした!!おめでとうございます。今年はコロナ禍で、たくさんの我慢をしなければならない時期が続きました。そのため、今日は生徒もそして先生たちも、大いにはしゃぎ、笑い、熱くなりました。終業式まで残りわずかですが、体調に気をつけて過ごしましょう。

2021年3月16日(火)

「探究の萩高、ここに在り」~山口県探究学習成果発表会が行われました~

 山口県では、高校生の探究学習の充実を図るため、県内の探究科・理数科設置校の代表による「探究学習成果発表会」を開催しています。

 今年度の探究学習成果発表会が、3月14日(日)に山口県健康づくりセンターで開催され、本校から、校内大会で上位に入賞した3グループが参加しました。各グループの発表テーマは以下のとおりです。


【自然科学分野】

 「萩焼の土で瓦を作れるのか」(物理)

 「菌滅の刃~竹柱編~」(生物)


【人文社会科学分野】

 「文献調査による見島牛の価値の研究」

 どの学校も、校内予選を勝ち抜いたグループだけあり、優れた発表ばかりでしたが、ひいき目は抜きにしても、萩高校の3グループの発表はすばらしいものでした。

 地域課題に根ざし、地域と連携した取組。山口大学の御協力をいただきながら、高校生が自分たちにできることを誠実に探究し続けてきた研究の過程。そして校内大会のときよりも数段グレードアップしたプレゼンテーション、どれをとっても、「すばらしい」しか出てこない、とびっきりの発表でした。自然科学分野の2つの発表の際は、校長先生曰く「萩高の発表で、会場の空気が変わった!」それほどの見事な出来映えでした。

 また、午後の人文社会科学分野の口答発表は、昨年度の大会がコロナ禍で中止となったため、実質第1回目となりましたが、本校の発表は、オールイングリッシュで、会場からは驚きの声が上がっていました。

 なお、例年は会場でポスターセッション(ポスターを見せながら自分たちの研究を説明)が行われますが、今年度は感染対策のため中止、展示のみとなりましたが、本校からの5点のポスターは非常にわかりやすくまとめてありました。

 発表した生徒の皆さん、御指導くださった先生方、本当にお疲れ様でした。

 また、午後の司会を務めた大田くん、柳瀬さんも、堂々たる司会ぶりでした。

 大会結果(成績)は後日発表されますので、またお知らせします。

2021年3月12日(金)

萩市立図書館で「萩高等学校 美術作品展」 開催中!!

萩高等学校では、美術の授業で制作した作品を前期・後期に分けて、萩市立図書館で展示しています。

 作品は美術を選択した1年次生、3年次生の約30点で、今回は絵手紙や版画の他に、本藍染めのハンカチや地元の竹紙を使った工芸作品も展示します。

 また、後期には、竹紙に関連して、昨年度萩竹紙工房「彩雲」の西嶋紀子さんのご協力を得て行った課題研究のポスターも展示する予定です。

 会期は3月1日(月)~4月7日(水)です。詳しくはポスターをご覧ください。

2021年3月11日(木)

未曾有の災害を風化させない~東日本大震災犠牲者に哀悼の意を捧げ、黙祷を行いました~

2011年3月11日の14時46分、東日本大震災が発生しました。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の国内及び周辺における観測史上最大の地震により、巨大津波も発生し、いわゆる「震災関連死」も含めた死者・行方不明者は2万2千人にのぼり、10年たった今も4万人を超える被災者の方が、故郷に戻れない生活を送っておられます。

 震災から10年に当たるこの日、朝のホームルームの時間に、1,2年次生と教職員全員で、犠牲者の方への哀悼の意と、被災地の復興への思いを込めて、1分間の黙祷を捧げました。

 私たちにできることは、この未曾有の災害を風化させることなく、防災の意識をもち続けることだと思います。改めて、その思いを強くする時間になりました。

2021年3月5日(金)

第14回声楽アンサンブルコンテスト全国大会出場~萩市激励会~

3月19日(金)に福島県福島市、ふくしん夢の音楽堂で開催される声楽アンサンブルコンテスト全国大会に、合唱部2年生12名が参加します。

 3月3日(水)に全国大会激励会を萩市が開催して下さり、部長の大田賢太郎君、副部長の金子歩実さん、上領洸太くんが出席しました。中村教育長さんの、「コロナ禍で、合唱分野は特に、練習の方法が今までと変わって大変だったことと思います。積み重ねた練習の成果を披露し、ぜひ楽しんで歌ってきて下さい。」という激励の言葉に、部長の大田くんは、「昨年度、全国大会に推薦されたのに出場することが出来なかった先輩方の思いも乗せ、メンバーの心を一つにして最高の演奏ができるように頑張ります。」と答えていました。

 ふくしん夢の音楽堂は、「アンサンブルの聖地」と呼ばれています。会場の豊かな響きを味方につけ、美しいハーモニーが奏でられるよう、より緻密な練習を積み重ねていきたいと思います。


【演奏曲目】

・無伴奏混声合唱のための「カウボーイ・ポップ」より ヒスイ  信長貴富 作曲   

                               寺山修司 作詞

2021年3月4日(木)

JRC部が萩幼稚園で防災講習会の講師を務めました

3月3日(水)、市内にある萩幼稚園で行われた防災講習会で、本校JRC部員が講師を務め、幼稚園児に防災の大切さをしっかりと伝えました。

 今回は、日本赤十字社山口県支部の依頼を受け、10名の部員が幼稚園を訪問。沢山の園児を前に幼稚園・保育所向け防災教材「ぼうさいまちがいさがし きけんはっけん!」を活用しながら、楽しくわかりやすく防災講習を行いました。

 園児たちは、お兄さん、お姉さんがクイズ形式で教えてくれる防災の知識に興味津々。にぎやかに、かつ真剣に、講習を聞いてくれました。きっと、今日習った防災の大切な知識をいつまでも覚えてくれていることでしょう。もちろん、萩高校の素敵なお兄さん、お姉さんのことも。

 この日は、先日このかわら版、フェイスブックにも掲載した「オンライン語り部LIVE」も実施された日です。本校自慢のスーパーJRC部が大活躍の1日となりました。

2021年3月3日(水)

JRCオンライン語り部LIVEが開催されました

3.11

この数字を見て、皆さんは何を思いますか。


東日本大震災が発生してから、今年で10年が経ちます。「震災の記憶を風化させたくない」「同じ思いを2度と誰も経験しないように」という趣旨のもと、日本赤十字社による「防災・減災プロジェクト~私たちは、忘れない。~」が行われています。その一環として、3月3日に、オンライン会議アプリZoomを用いた「JRCオンライン語り部LIVE」が開催され、本校のJRC部員17名が参加しました。


 この日、語り部LIVEに登壇されたのは、石巻市で被災された佐藤さん。地震が起きた様子の状況とともに、防災士として普段から備えて欲しいことについてお話をされました。震災の日、地震は3分強もの間続き、津波は胸の高さまで押し寄せたそうです。津波では溺死で亡くなるイメージがありますが、詳しく見ると低体温症による死亡も多いのだとか。また、普段の備えとして、携帯ラジオやモバイルバッテリーの準備などを紹介されました。


 終了後、生徒は「自分の家が海に近いので、すぐに高いところに逃げたほうがいい」「低体温症にもし自分がなってしまったらどうしようか」「家族で話すだけでなく、地域での支えあいも大事だと思った」などと感想を述べていました。

なお、この日の模様は、yab山口朝日放送の夕方の情報番組「Jチャンやまぐち」の中で、3月4日以降に放送される予定です。


震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。


(以下、語り部LIVEの中で佐藤さんが教えてくださった内容を引用・紹介します)


○「いつか」のために知って欲しいこと


・情報をいち早く取り入れる


・携帯電話のモバイルバッテリー


・携帯アプリ「気象庁レーダーjma」


・「NHKニュース・防災アプリ」等の登録


・携帯ラジオの準備


・情報を周囲に知らせる


・安全を確認


・情報にもとづき安全な場所への避難


・看護学校の生徒のように他の命を救える


・避難解除となるまで決して戻らない


2021年3月2日(火)

少林寺拳法全国選抜大会出場~萩市から激励会を開いていただきました~

3月27日から28日にかけて、香川県で行われる全国高等学校少林寺拳法選抜大会に、1年次生の高屋那帆さんが出場します。本校には、少林寺拳法部はありませんが、高屋さんは普段、萩市内の道院で稽古をしており、その成果が発揮できるようにと、学校を通じて、高体連主催の大会に出場をしています(水泳も同様です)。

 2月25日、その全国大会出場激励会を、萩市が開催してくださいました。

 会では、高屋さんが、「自分を日頃から支えてくれる家族・先生に感謝し、萩市・山口県の代表として頑張ってきたい」と抱負を述べ、藤道萩市長から、激励の言葉をいただきました。その際、藤道市長さんが、「君、会ったことあるよね」と高屋さんに。じつは、一昨年、萩市の中学生海外派遣事業「長州ファイブジュニア」に参加。そのことを市長さんが覚えてくださっていたのです。

 「まさに、文武両道だね」という市長さんの言葉が、とても誇らしかったです。

 高屋さん、全国大会でもしっかりと自分の力を発揮してきてください。


2021年3月1日(月)

令和2年度卒業証書授与式をを行いました

 3月1日(月)、令和2年度卒業証書授与式を行い、普通科99名、人文社会科学科15名、自然科学科25名の、計139名が学び舎を巣立っていきました。

 式は、厳かな雰囲気の中での卒業生の入場からスタート。全卒業生の呼名を行った後、代表者3名(普通科:百合野菜月さん 人文社会科学科:大草舞織さん 自然科学科:山本愛依さん)が校長先生から卒業証書を授与されました。今年の卒業生は、探究科(人文社会科学科・自然科学科)1期生。萩高校の長い伝統に新たな歴史が加わりました。

 続いて、校長先生からの式辞、御来賓を代表して山口県議会議長の祝辞(代読:新谷和彦県会議員)、奥富PTA会長の祝辞をいただきました。どなたも、新型コロナウイルス感染拡大の中で苦しみながらも前向きに挑んだ卒業生の努力をたたえてくださり、卒業生も感慨深かったのではないでしょうか。

 在校生代表 岡村生徒会長の送辞を受け、いよいよ卒業生代表答辞。答辞を読むのは、二宮大翔くん。3年間を振り返りながらも、やはり力が入ったのは、コロナに苦しんだこの1年間のことでした。部活動の最後の大会が奪われてしまった悔しさ、でもその中で、リモートでロングホームルームを開き、励まし合ったこと。答辞を聞きながら、卒業生全員がそれぞれの思い出を振り返ったのではないでしょうか。すばらしい答辞でした。

 校歌が流れ、卒業生退場。今年は、感染防止のため、卒業式の予行も大変短い時間で行いました。ところが、式中の礼法はもちろん、この退場の様子にいたるまで、「美しい」という言葉がぴったりの、揃い整った所作。この式の美しさは、萩高生のすばらしさの象徴ともいえると感じました。

 式後は、最後のホームルーム。ここでも感染防止のため、会議室、図書室などひろい教室を使って実施しました。生徒から保護者への手紙を手渡しするクラス、クラスの思い出を振り返ることのできるクイズ大会を行うクラス。それぞれ工夫を凝らして最後のお別れを行っていました。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

 皆さんの御活躍を心からお祈りいたします。

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