萩高校生の地域貢献活動に対する意識・意欲が、どんどん高くなっていくようです。
阿武町教育委員会が主催する阿武小学校放課後子ども教室(夏休み特別教室)が8月17日から19日の3日間行われ、17日は6人、18日は17人、19日は6人と、阿武町内だけでなく、萩市内から、多くの萩高生がボランティアとして参加しました。
参加した小学生や主催した阿武町教育委員会の皆さんに、大変よろこんでいただきました。
学習活動では、学習の内容確認や丸付け、作文の書き方や未学習内容の説明などを、ほぼマンツーマンで、スポーツ活動では、鬼ごっこ、ドッジビー、小学生に人気のケイドロ(高校生が警察役)、貨物列車などを行い、充実した時間を過ごしました。
慣れてきた3日目には、高校生にレクリエーションを任せていただき、話し合って20分間で2つのアクティビティーを実践しました。「学校の先生はいつもこれを“考えて”やってたんだ」と言う言葉が高校生から聞こえてきたそうで、彼ら自身、新しい発見もあったようです。
小学校の先生を目指す生徒には、大変貴重な機会になったでしょうし、高校生にとっては、自分の成長を振り返るよい機会になったようです。
これを機会に、たくさんの生徒が学校の先生をめざし、ふるさとに残ってくれるとうれしいなぁ。
小学生にとって、萩高生は、あこがれのお兄さん、お姉さんに見えたかな?
「がんばろう萩!学生エール便」とは、コロナ禍の中、ふるさとを離れて頑張っている大学生を応援する萩市の事業です。
この事業で、大学生にお届けするふるさと萩の産品を、市内3つの高校が、それぞれ「○○高セット」(5000円相当)として考案しました。
このうち、萩高セット【蜜です!!萩の愛情 密です!】は、「むつみ男米、しそわかめ、山口のはちみつ、むつみ豚カレー、長州地サイダー、夏みかんゼリー 」で、実際に陸上部の現役部員が、栄養士さんのご指導を受けながら調理・試作したものです。また、特産品の寄せ集めではなく、大学生の先輩が、実際に食べることをイメージして、セットの材料を使えば、簡単に調理できよう工夫をして、選んだとのことです。
7月6日に萩市役所で行われたプレスリリースでは、生徒会3年生の島寿莉菜さんが紹介してくれました。
後輩達の先輩への想いが詰まった応援品です。萩高OBに限らず、どんどん申し込んで、萩を思い出して、この難局をみんなで乗り越えましょう!
詳しくはこちら
https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/12/h33589.html
お問い合わせ
萩市企画政策課 Tel:0838-25-3102
(セットの概要)
A)萩高セット【蜜です!!萩の愛情 密です!】
[むつみ男米、しそわかめ、山口のはちみつ、むつみ豚カレー、長州地サイダー、夏みかんゼリー ]
B)萩商工セット【母の味セット】
[龍馬が愛したお米、しそわかめ、萩のさしみ醤油、玉子かけ、ごはん醤油、夏みかんジュース]
C)萩光塩セット【萩のお肉食べちゃろうセット】
[見蘭牛ばら焼肉用、むつみ豚切り落とし]
※写真は、萩市HPから
8月20日に山口県教育委員会主催の「地域連携合同研修会(萩地域)」が開催され、地域連携教育に携わっている方が集まり、学びを深めました。研修会の中では行政の説明やグループ協議が行われ、また川上中学校と本校が実践発表を行いました。
この研修会に出席したのは、萩市、長門市、阿武町から、地域の市町立学校及び県立学校の地域連携担当教職員、CS推進員、地域の統括コーディネーター(地域学校協働活動推進員)など。地域連携について、山口県、川上中学校、萩高校それぞれの話に耳を傾け、またグループ協議では参加者同士で意見を交換しました。
近年特に、学校現場では「地域連携」の取り組みが盛んになっています。学校によって地域連携の取り組みにも様々な方法や目的があります。ただ、共通してベースとなっているのは、生徒にとっては凄まじく変化する社会を生き抜いていく力をつけるためで、地域にとっては人口減少や流失などによって生じる様々な課題解決のためではないでしょうか。
この地域連携を萩高では探究学習のカリキュラムとして力をいれて取り組んでいます。HGL(萩グローカルラーニング)、AR(アクティブリサーチ)、PR(課題研究)といった探究型の活動では、実際に生徒が地域に繰り出していきます。その経験から得られるものは、机に座って取り組む学習とは異なるものです。 萩高では今年度から、CS活動推進員の藤さんや地域連携サポーターの私、ゆっきーのように、学校と地域をつなげる役割を持った人が活動しています。また、学校運営協議会には、個性豊かな委員さんたちが参加されています。これからも地域に開かれた高校として、さらに前進していきます!
8月19日(水)、標記大会が維新公園補助競技場にて行われました。萩高校陸上部としては、今シーズン2試合目の大会でした。新型コロナウイルス感染症競技場のために無観客試合として行われ、酷暑の中ではありましたが選手・マネージャー全員が頑張り、男女ともに総合優勝を獲得しました。ご家族の方々のご支援、ならびに萩高校陸上部を応援していただいている全ての皆様、本当にありがとうございました。結果は以下の通りです。(1位のみ記載)
男子100m 阿座上佳祐 男子200m 安藤祐介
男子400m 吉屋正義 男子800m 日隈敦士
男子1500m 福永伸之介 男子5000m 吉川和真
男子110mH 長田航輝 男子5000mW 秋本雄一朗
男子4×100mR 阿座上佳祐・長田航輝・河村恵杜・烏田慶生
男子4×400mR 吉屋正義・湯本悠希・吹上結斗・河村恵杜
男子砲丸投 宮川祥 男子ハンマー投 宮川祥
女子200m 山根空未夏 女子800m 古川千尋
女子100mH 西村羽未 女子400mH 西村羽未
女子5000mW 古川千尋
女子4×100mR 山中泉水・山根空未夏・西村羽未・伊藤陽香
女子走幅跳 山中泉水 女子三段跳 伊藤陽香
女子砲丸投 白井友結 女子円盤投 白井友結
女子ハンマー投 伊藤麻衣
8月6日、本校の学校説明会を開催しました。当日は、300名を超える中学生やその保護者、中学校の先生方に御参加をいただき、大盛況の説明会となりました。体育館での開会行事・全体説明の前には、本校の文化祭で上映した吹奏楽部と教員作成の動画を紹介し、学校の雰囲気を中学生に感じてもらいました。優しく、熱い思いをもった先輩、先生がいる萩高校のよさが伝わったのではないかと思います。
続いて、全体説明では、地元ケーブルテレビ「はあぶビジョン」で本校生徒が特集された「高校生は今」を見てもらいました。新型コロナウイルス感染拡大により高校生活最後の大会を奪われてしまい、自分の進路に向けての見通しもなかなか立たない中で、それでも前を向き、進んでいこうとする本校の3年生たちのインタビューは、参加した中学生の目にはどう映ったでしょうか。そう、じつは中学3年生たちもまったく同じ状況なのです。同じ辛さを味わっているのです。映像を食い入るように見ている中学生のまなざしは、高校生の先輩の姿・言葉に自分自身を重ね合わせているように思えました。
その後は、冷房の効いた快適な教室で、少人数グループに分かれてのトークセッション。中学生が高校生と自由に話す時間が設けられました。「普通科と探究科の違いは?」「受験勉強はどうすれば?」といった率直な質問を中学生がぶつけており、萩高生も1つ1つ丁寧に受け答えをしていました。セッションでは笑いも交えつつ、真剣なトークを展開していました。
トークセッション後の体験授業では、今度は本校の先生たちの中学生への熱い思いが伝わってきました。体験授業とは言っても、内容は高校レベルの授業。少し難しかったかもしれませんが、実際にどのような内容を、どのような空気感、進め方、言葉遣いによって行われているかを肌で感じることができたのではないでしょうか。先生たちは、少し緊張を見せる中学生たちを和ませながら、熱のこもった授業を展開していました。
各教室で閉会行事を行い、その後は自由参加での部活動見学。それぞれが気になる部活動の活動場所へ行き、練習の様子を見学したり、活動内容について質問をしたりしていました。高校生のハイレベルなパフォーマンスに「おお~」と声を漏らしている中学生もいて、未来の自分の姿を重ねてワクワクしたと思います。
御参加いただいた中学生や保護者の皆さん、ありがとうございました。また、中学校の先生方におかれましては、同時に開催した中高進路指導連絡協議会にも御参加いただき、ありがとうございました。
中学生の皆さん、萩高校は今、この状況の中で前を向いて進路実現に向けて頑張る皆さんを応援しています。萩高で皆さんにまた会える日を楽しみに待っていますよ!。
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