12月28日、令和2年の学校の校務が全て終わります。
しかし、共通テストを受験する3年生は、テストを目前に控え、一心不乱に準備を進めていることでしょう。体に十分気をつけて、頑張れ萩高生!!!
令和2年は、泣きたくなるようなことも、たくさんあったけど、
その分、泣きたくなるような、素敵なこともたくさんありました。
まずは、様々な困難を正面から受け止めて、前向きに高校生活を送ってくれた生徒のみなさんに心から感謝します。
そして、感染予防への注意など、例年に増して萩高校を、生徒を、守っていただいた保護者、地域の皆様にも御礼を申し上げます。
学校や生徒ががんばれるのも、ご家庭や地域の皆様のご理解と支えがあってこそです。本当にありがとうごさいました。
さて、年末年始にかけて、萩テレビ「はあぶビジョン」さんが、校長先生のインタビューをはじめ、萩高校関係のニュースを放映してくださります。
是非、ご覧ください。
新春の抱負(校長先生インタビュー)
1月1日(金) 6:00~、9:00~、12:00~、18;00~、21:00~
萩から始める教育維新(鈴木寛氏講演会)
12月29日(火) 21:00~
1月3日(日) 8:00~
萩高校150周年記念講演「紺野美沙子氏講演会」
12月30日(水) 19:00~
1月2日(土) 15:00~
1月3日(日)20:00~
本校は2学期制をとっているため、12月24日は「終業式」ではなく、冬休み前の最後の授業日。翌日も1年次生は「1日学習会」なので、「なんか今日で終わりって感じしないなあ」という声もちらほら。
ただし、そうは言っても、年末年始を向ける重要な節目。午前中授業を行った後、午後大掃除、全校集会を行いました。「全校」といっても、2年次生は今日まで修学旅行。1、3年次生のみで行ういわば2/3全校集会です。いつもよりさらに間隔をしっかりととれて、密にならない集会となりました。
校長先生の講話、各分掌の先生方からのお話。生徒の皆さんは感じることも多かったのではないでしょうか。自分の幸せを願ってくれる保護者の方に思いを馳せたり、推薦入試で国立大学に号アックしながら、一般入試を受験する仲間と最後まで一緒に勉強し続けた萩高校の素敵な先輩の手紙にふれ、「頑張って勉強しよう」と決意したり、また萩市の様々な場所で地域に貢献したり、人知れず善行を重ねる萩高生に感動したり。
「萩高校は本当に素敵な学校だなあ」と改めて実感する時間となりました。
2年次生も19時30分には帰着。折しもこの日はクリスマス・イブ。萩高校2年次生の家には、おみやげ話をいっぱいに詰めたかわいいサンタさんたちが帰ってきたことでしょう。みんなが無事に家に帰って、やっと萩高校の今年が終わりました(もちろん、1日学習会、部活動などは続きますが)。
新型コロナウイルス感染拡大の状況の中、本校は今年創立150周年を迎えました。記念式典は来年に延期になりましたが、その他の記念事業については、地域の皆様や同窓生、PTAの御支援・御協力をいただきながら、充実した取組を行うことができました。改めて感謝申し上げます。
また、今年は本校の探究学習の取組等が報道などに取り上げられ、それに対する地域の皆さまからの期待の声も多くお聞きしました。「萩市になくてはならない高校」をめざし、来年も様々な取組にチャレンジしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
本校では、毎年2年次生を対象に、山口県公立高等学校PTA連合会の後援を受け、本校PTAの主催により、高校生熟議を行っています。今年度は、11月24日(火)に、「これからの萩市のために私たちができること」をテーマとして熟議を実施しました。
熟議では、模造紙を囲んで車座になり議論するのが一般的ですが、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、模造紙を体育館の壁に貼り、全員がそれに向かって議論をする形式をとることによって、「密」を防いでの熟議を行いました。
生徒は、高校生の強み、萩のまちの強みを生かして、どのように地域創生を図っていくかについて、高校生らしい柔軟な発想でアイデアを出し合っていました。
熟議の様子とあわせて、全17グループの企画書も載せています。ご覧ください。
萩高3年生の馬場雅季さんが、進学で萩を離れる前に、大好きな萩への恩返しにと、「萩の野菜を美味しくオシャレに食べよう!」というコンセプトで企画した「Salad bowl day」(12/20(日)萩市浜崎の旧三浦金物店)。
オープンから1時間ちょっとでサラダボール120個(4種類×30)&ドレッシングが完売し、大成功で終わりました。
サラダのおいしさはもちろん、ご協力いただいた生産者の方をちゃんと紹介したり、「山口県民はあまり、野菜を食べてない!」なんてデータを示したりと、高校生、いえ、来春は大学生らしいなぁと感心しました。
当日は、萩高の同級生2人も手伝ってくれ、地域の方だけでなく、たくさんの同級生も訪れて、付近がとても賑やかになりました。
以下、馬場雅季さんのメッセージです。~馬場さんのFacebook~
"salad bowl day"
本日は寒い中、ここまで足を運んでくださりありがとうございました。お陰様で、開始から1時間ちょっとでサラダボウルとドレッシング共に、全て完売しました!!皆様に、萩野菜の美味しさは伝わりましたでしょうか??ちなみに私のイチオシは「ルッコラとリンゴのサラダ」に「萩産ゆずのハニーマスタードドレッシング」の組み合わせでした!皆さんはいかがでしたか?
今日まで、サポートして下さった吉田 知弘さんを始め、沢山の方々と出会い、沢山の応援の声に励まされたこと、心より感謝申し上げます!!
この挑戦を通して学んだことは、自分自身の将来への財産となりました。
この経験を十分に活かして、次のステップでも全力疾走で行かせていただきます!
鉄は熱いうちに打て なので、
今回の企画から当日までの反省をしっかりして、
次回、"salad bowl day"spring version でお会いできることを楽しみにしています!
人文社会科学科(探究科文系)の探究活動「アクティブ・リサーチ」で、甘酒作りをしている班が、このたび萩市内の店舗で販売を開始します。
萩を、山口県を、そして日本を代表する澄川酒造さんの「東洋美人」を、アルコールを飲めない全ての人にも身近な商品にしたい、そして「東洋美人」をもっと多くの人に知ってもらいたい、という熱い思いの下、この研究はスタートしました。
あれから半年。甘酒作りや店舗への研究の説明、販売の相談など様々な活動を経て、いよいよ販売の時を迎えました。澄川酒造さんの全面協力があってこその実現です。
商品名はその名も「東洋美人の甘酒」です。上品な甘さで飲みやすい甘酒になっています。もちろんアルコールは全く入っていません。ぜひお手に取ってみてください。
なお、生徒による対面販売の日程は以下の通りです。
12月28日(月)10:00~ アトラス萩店
1月 4日(月)10:00~ 松陰神社参道
1月 5日(火)10:00~ キヌヤ平安古店
14:00~ ザ・ビッグエクストラ萩店
1月 6日(水)10:00~ サンリブ萩店
※いずれも対面販売は2時間程度の予定です。
※なお、上記日程を予定しておりますが、状況によりやむを得ず変更になる場合もございます。ご了承ください。
本校ホームページやフェイスブックで再三にわたってお伝えしてきた、「東洋美人の甘酒」。人文社会科学科2年次生5人が、探究学習「アクティブ・リサーチ」の中で、地元の蔵元澄川酒造場様の全面的な御協力をいただき、その製造に取り組んできましたが、ついにその完成品が学校に届きました。
生徒の原案を基に作成していただいたラベルは、「東洋美人」のロゴはそのままに、淡いピンク色を背景に雪が舞う様子が描かれ、上品で味わい深いものになっています。加えて、ラベルには今回の研究に携わった5名の生徒の名前も入れていただきました。
本当に感動の出来上がり。ただただ「ありがとうございます」
12月28日(月)10時から、アトラス萩店にて販売がスタートします。
ぜひ、お越しください。
内海君が提案した、文化祭での合唱部のリモート合唱が、7月にNHKyスぺで放映された、県内の高校の合唱部員のリモート大合唱にとつながり、そのダイジェスト版が、「明日へ1min~100万人の花は咲く~」として、しばらく全国に流れました。
今回の「NHK「100万人の花は咲く」ミュージックビデオを作ろう!」は、「明日への1min・・・」が再編集されたロングバージョンで、NHKのホームページに掲載されています。
萩高合唱部のみなさんが、たくさん登場し、素敵な歌声を全国に届けています。
是非、ご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/ashita/hanaboshu/video/20201203_1.html
修学旅行もいよいよ最終日。この日は、朝からNEWレオマワールドに行き、園内を自由行動。広く開放的な園内を、生徒はそれぞれに散策しました。
本日は、14時30分に現地を出発し、19時30分に学校帰着予定です。
さて、コロナ禍の中、無事修学旅行を実施することができたのは、2年次生はもとより全校生徒、さらには各御家庭、地域の皆様が感染防止の徹底に努めてくださったおかげです。
3年間の高校生活の中でも重要な学校行事である修学旅行を実施できたことについて、地域の皆様、保護者の皆様に改めて御礼申し上げます。
今後も引き続き学校として感染予防にしっかりと取り組んでまいります。
山口大学の全ての先生方(大学の先生は、教授とか、准教授っていうんですよね。)が、参加される研修会で、萩高校の探究活動が紹介されているそうです。
研修会の趣旨は、高校でも授業のあり方が、講義式の一方通行の授業から、自分たちで調べたり、対話したりという形の授業(アクティブ・ラーニング)へと変わってきていて、そういった意欲のある生徒が大学に入学してくるから、そういった生徒の力を伸ばしていきましょうというものです。
そうした取組の例として、萩高校の探究活動が紹介され、山口大学の全ての先生方に見ていただけるなんて、とても光栄ですね。
自分たちの学びに自信をもって、進路を切り開いていきましょう。
本日は、一晩過ごした徳島県を離れ、一路香川県へ。四国水族館を経て、中野うどん学校でうどん打ち体験を行い、その後金刀比羅宮に参拝。
17時に全員元気にホテルに入ったとの連絡がありました。
訪れた各施設ではそれぞれに感染予防対策がしっかりととられており、生徒たちも常時マスク着用やバスの乗降時の消毒の徹底などにより、感染予防に万全を尽くしながら、充実した修学旅行を行っています。全員、良好な健康状態を保って最終日を迎えます。
本日から2泊3日で、2年次生が四国方面への修学旅行に出発しました。
当初は、3泊4日での東京方面への修学旅行が計画されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大状況等を鑑みて、生徒・保護者の皆様に繰り返しアンケートをとりながら意向を確認し、旅行先、行程を決定していきました。
また、全行程のバス移動、検温・消毒の徹底、様々な場面で「密」にならないための配慮など、感染防止に最大限注意をした修学旅行を実施し、帰着後も健康観察等万全の対応をとってまいります。
本日は、朝7時に、検温・消毒を済ませ、バスに乗り込み、一路四国へ。
徳島県鳴門市にある大塚国際美術館を訪れ、絵画などを鑑賞しました。
コロナ禍のため、修学旅行で萩を訪れる高校が増えています。
12月16、17日は、徳山高校、下松高校が萩に来てくださりました。
下松高校の校長先生にお伺いしたところ、今回の修学旅行の目的は、
1 高校生として改めて山口県の魅力を発見し、将来地域活性化に貢献する
2 今苦しい地域の観光業界に少しでも貢献する
そして、萩では、萩まちじゅう博物館が運営する、自転車に乗りながらSDGsに関連したチェックポイントを周り、ポイントを競う方式で、萩をまわるというです。
(途中、先生が扮したマリオを発見するとポイントが高いのだとか。)
うれしいでは、ありませんか。
いろいろな制約を受けた1年を送り、この修学旅行の実施も危ぶまれる中、送り出す学校・先生方の気持ち、今、萩に来ている生徒さんの気持ちを想像し、生徒さん達が、萩高の前を通ったときのサプライズとして、写真のような正門前にメッセージを張り出してみました。
少しは、喜んでいただけたでしょうか。
17日には、下松高校の生徒の皆さんが集まってくれていました。
本当に楽しそうに萩のまちを疾走する彼らを見てて、萩って、ここに、住んでいる私たちが考える以上にすてきな町なんだって、改めて教えていただいたようです。
今日一日で萩っ子より下松高校の生徒さんの方が、萩に詳しくなったんじゃない?
休日にでも、同じアプリ使って、萩の町を探索せねば。。。。。。。
そして、東京ディズニーランドでなくても、いつも一緒の仲間が側にいて、「楽しもう!」という気持ちがあれば、どこでも楽しめるってことも、彼らの姿から教えていただきました。
さあ、22日からは、萩高生も、四国方面へ修学旅行に出発します。
萩高生も、彼らと同じ気持ちで修学旅行楽しんで欲しいなあと、思っています。
ご家庭でも感染予防の御協力をお願いします。
船越英一郎さんらがMCを務める生放送、NHK総合テレビ、平日午後1時40分からの「ごごナマ」に紺野美沙子さんが出演され、創立150周年記念事業として、萩高校で実施したトークショーを紹介していただきました。
紺野さんは、「自分の女優としての原点、40年前のデビュー作を、萩の方々が大切に覚えていてくださっていて本当に感激」、「とっても素敵な高校生」など、萩に来られた際の感想を紹介され、ドラマ「虹を織る」ダイジェスト版の視聴場面では、なつかしさのあまりに涙するシーンも。。。。
MCの美保純さんも「制服は変わっていないんですね」と驚きのコメントをされていました。
今も変わらぬ萩高校のセーラー服を着たドラマ中の素敵な紺野さんの写真もたくさん紹介され、やっぱり、萩高校のセーラー服は、萩のまちにマッチして、すてきだなぁと感じました。
人文社会科学科(探究科文系)の探究活動「アクティブ・リサーチ」で、男子5人が、世界的にも有名な澄川酒造さんの「東洋美人」の甘酒づくりにチャレンジしています。
彼らは、銘酒の多い萩・阿武地域について研究を進める中で、日本酒の国内需要の拡大に向けて、若年層から日本酒にふれることができる方法について考えました。ネックは、高校生は、お酒を飲めないこと。。。。
そこで、知名度の高い“東洋美人”の甘酒で、若年層が日本酒にふれる機会を増やす!というアイデアです。
蒸した酒米に種麹を振りかけ、手でもむ「床もみ」という作業を行った12月9日につづいて、16日は、仕込みを行いました。蒸したお米をタンクに入れる作業ですが、わずかな時間で温度が下がってしまうため、手際よく行わなければなりません。 緊張感も漂いました。
今回は、1000本程度製造する予定で、これから、製造した生徒の名前入りのラベルを考案し、12月25日以降に市内の店舗で販売します。場所は、萩高生対象のアンケートで、萩高生がよく行く市内のお店上位4店舗(アトラス、サンリブ、ザ・ビッグ、キヌヤ)と松陰神社です。
販売が楽しみです。
なお、12月16日の作業の様子が、12月18日(金)18時から、はあぶビジョンの「はあぶEye」という情報番組の中で取り上げられます。随時再放送もありますので、ぜひご覧ください。
人文社会科学科2年次生の探究学習「アクティブ・リサーチ」は、2月の発表会に向け、各グループ研究のとりまとめに向かっています。
地元の酒蔵澄川酒造場様の全面協力をいただき、「東洋美人」と同じ材料を用いた甘酒の製造・販売を企画する2年4組甘酒班の生徒たちが、12月9日、澄川酒造場で甘酒づくりをスタートしました。
この日は、事前に準備していただいた酒米に、職人さんが種麹を振る様子を見学し、その後生徒たちも一緒になって、床揉み(種麹を振った酒米を、手で混ぜたりほぐしたりする作業)を体験しました。麹が活性化するよう、室温は36℃程度に管理されており、その中での作業は、かなりの重労働でしたが、生徒は3名とも指導をいただきながら一生懸命取り組んでいました。
12月16日には、いよいよこの酒米を使って、甘酒を仕込みます。こんな体験は、どこでも簡単にできるものではありません。本校同窓生でもある澄川社長の御厚意あってのことです。本当にありがとうございます。
また、この前日には生徒が、完成した甘酒を自分たちで対面販売するため、商業施設等を訪問し、販売への協力を依頼しに行きましたが、澄川社長はこれにも同行してくださり、5施設すべてで快く引き受けていただくことができました。現在、対面販売の日程は最終調整中。決まり次第、ホームページ等でお知らせします。
なお、対面販売を予定している施設は以下のとおりです。
・アトラス萩
・キヌヤ平安古店
・サンリブ萩
・ザ・ビッグ萩
・松陰神社
探究学習HGL(萩グローカルラーニング)で、萩市にしか植生していないミドリヨシノやコウライタチバナを研究した時や、創立150周年を記念して、それらの樹木を校内に植樹した際にも大変お世話になった樹木医の草野隆司と萩市花と緑の審議会の皆さんが萩高校に来校され、豊かな樹木群を視察されました。
国指定重要伝統的建造物群保存地区内にある萩高校には、アカマツやクロマツ、センダン、ポプラ、チシャノキ、モミ、ナギなど明治以後に植栽された多種多様な樹種が保存されています。
草野さんのご説明によると、グラウンドのクロマツは、日露戦争の戦勝記念に植えられたもの、部室両脇のセンダンは、中国地方でも有数の巨樹、おそらく県内では、最も大きな木だそうです。
体育館横の松は、強風で曲がりながら大きくなったり、折れて枝が大きくなったりしたもの、正門横の松の側面の筋は、落雷によるもので、3筋あるので、3回落雷している。
生徒昇降口の前、旧焼却炉の横のナギの木のお話しはとても興味深かったです。
ナギの葉は、カタチをみると広葉樹のような幅の広い葉を持っていますが、実は針葉樹で、葉がなかなか切れないことから、縁結びのお守りとされていたそうです。
このほか、調べてみると、女性が鏡の裏側にナギの葉を入れ、夫婦の縁が切れないように願ったとか、源頼朝が北条政子とナギの木の下で逢瀬を重ね結ばれたといった、男女の縁だけでなく、大切な人とのご縁を結ぶという意味でビジネス・商売繁盛のご利益を授けてくれるとも言われているそうです。
また、すべての苦難を“なぎ払う”とされ、海の安全以外にも様々な災厄除けのお守りとして今も大切にされている樹だそうです。
苦難を“なぎ”払う、切れない縁の象徴であるナギの樹が、3年昇降口の前に植えられているというところにも、偶然ではない、何かを感じます。
この度、植樹したミドリヨシノやコウライタチバナも萩高の伝説となるのでしょうか。
萩高校には、3年生の皆さんが、厳しい受験を乗り切るパワースポットがたくさんあるようですね。
萩高校出身の大学生2名による1日限定コーヒーショップ「ハマサキコーヒーボーイズ」が12月19日、ハマサキの旧三浦金物店で開催されます。
この企画を行うのは、萩高校の卒業の山口大学共同獣医学部2年の伊豫岡凌平さんと、北九州市立大学地域創生学群2年の中津江新さんの2人で、周南市のコーヒー専門店「コーヒーボーイ」の自家焙煎コーヒー豆を使用し、同店直伝のドリップ方法による本格的なコーヒーです。
卒業生の活躍に、萩高校の先生方も大喜び、ふるさとを思う気持ちが大変嬉しく、萩高校も応援しています。
週末は、先輩の活躍を感じ、美味しいコーヒーを!
翌日、同場所で開催する萩高生の企画「salad bowl day」もよろしくお願いします。
普通科2年のHGLでは、テーマ別に20グループに分かれて活動を行っています。その中で11グループの活動についてコメントをもらいましたので、3回に渡って紹介します!
(※内容は10月中旬時点のものです。活動が大きく進んでいたり、テーマを再考しているグループもあります。)
「観光ビデオ作成に向けて」吉屋正義
僕たちのグループは、県内外、国外からの萩への観光客を増やすために萩のPR動画を作成しようと思っています。萩のことや、おすすめの観光スポットを紹介するためには、自分たちで実際にそこへ行き、見たり聞いたりすることが大切だと思います。
今回は、萩・明倫館と松下村塾に行きました。萩城下町はもともと湿地帯であったことや、萩の人たちはチャレンジャーで、今では世界遺産の反射炉も実は見よう見まねでつくろうとしたことを初めて知りました。この萩明倫館と松下村塾での経験を通して、萩のPR動画を作っていくことにつなげていきたいです。
「萩焼」兼田創平
私たちは、萩焼を若者にも広めるために、萩高校で展示会を開き、多くの生徒に萩焼を見てもらおうと考え彩陶庵さんを訪問しました。彩陶庵さんで萩焼をお借りすることができないかと話をしにいきました。彩陶庵さんは、茶碗や湯飲みだけでなく、猫や靴などのポップな感じの萩焼も販売されています。そのポップな感じの萩焼が、今の高校生に合うと思い彩陶庵さんを選びました。
ただ、萩焼は繊細で傷つきやすいため、展覧会は難しいと言われました。それでも彩陶庵さんが立ち会う形式なら可能であるかもしれないということになり、これから綿密な計画を練っていこうと思っています。
さらに、彩陶庵さん以外の萩焼も展示できるよう、交渉を行っていきたいと思っています。
「観光客を増やすために萩の情報を発信したい」髙橋志苑
私達の班は萩の観光客を増やすという目的で、地域おこし協力隊の方にお話を聞きました。観光客を増やすためにどのような取り組みをしたらいいのか、高校生に出来ることは何があるのかなど質問させていただきました。これらの質問で観光客を増やすために、萩にしかないものをアピールしていくことや、高校生が地域の方と積極的に話しをすることが大切であることを学びました。これからの活動では、地域おこし協力隊の方から学んだことを活かし、萩の良さをもっとアピールしていきたいと思います。
「萩・博物館を訪問して」大賀来実
私たちの班は、阿武川火山群について勉強した後、萩・博物館へ行きました。実際に発見された化石や大型の海産物、そして、海流や火山群などの模型が展示されており、有意義な時間を過ごすことができました。また、萩の海域の歴史について知識を深めることができました。
これからは、班の人と協力して、萩・博物館で学んだことを参考に、萩の海流や火山群のモデルをパソコンで作成しまとめていきたいと思います。
萩高校奈古分校は、農業・生活に関する学科を母体とする総合学科の学校です。先日行われた学校祭では、生徒が栽培した野菜や花、ベーコンや鶏の燻製などの加工食品を販売し、大変好評でした。
この度、その奈古分校の生徒・本校PTAから、学校にシクラメンの鉢植えを寄贈いただきました。
寄贈いただいたシクラメンの鉢には、「がんばれ受験生」という3年次生への応援メッセージを貼っていただいており、3年次生の昇降口、各ホームルームに飾らせていただいております。大学入学共通テストを1か月半後に控え、一番苦しいこの時期、鮮やかな赤のシクラメンが毎日受験生たちを奮い立たせてくれています。
奈古分校の生徒・教員の皆さん、PTAの皆様、ありがとうございました。
慶應義塾大学が主催する「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」で、探究科(人文社会科学科)2年の松岡灯子さんの作品「人生会議を考える」(選択課題4.死と向き合う)が、全国から応募のあった320編の中から、小泉信三賞、次席に次ぐ佳作に選出されました。
松岡さんは、読書感想文では、昨年度県最優秀賞、今年度優秀賞、昨年度のビブリオバトル全国大会出場を受賞していて、これらに続いて、全国トップレベルの大学の研究者の方々に審査され、選ばれるという快挙です。
学校生活でも吹奏楽部の部長を務めるなど、超多忙な中、規定字数が6,000字以上8,000字以内という作品をいつの間に仕上げたのでしょうか。
またまた、私たち萩高生に、元気と勇気を与えてくれました。ありがとうございます。
松岡さんの作品がネットで紹介されるのが待ち遠しいですね。
https://www.keio.ac.jp/ja/about/learn-more/tradition/koizumi-contest/results.html
【課題】
1.大学入試を考える 2.競争と助け合い 3.流言蜚語 4.死と向き合う 5.善を行うに勇なれ
【受賞者】
○小泉信三賞
佐藤 遼 東京都/私立開成高等学校3年
「競争社会を生きる<つながり>を構想する」(選択課題:2)
○次席
吉田 朱里 東京都/東京都立桜修館中等教育学校5(高等学校2)年
「正しく生きるために~善を行うに勇なれ~」(選択課題:5)
○佳作 ※50音順
田村 萌映子 東京都/私立成城学園高等学校2年
「命を見つめる緩和ケア」(選択課題:4)
松岡 灯子 山口県/山口県立萩高等学校2年
「人生会議を考える」(選択課題:4)
※小泉信三賞全国高校生小論文コンテストは、卓越した研究者・教育者であり、優れた文筆家でもあった元塾長小泉信三博士の人格と業績を後世に伝え、青少年の文章表現能力の向上に寄与することを目的として、同博士の没後10年を記念し、1976年に始まりまったものです。
令和2年度山口県読書感想文コンクール兼青少年読書感想文コンクールの審査が行われ、本校・奈古分校の生徒がそれぞれ受賞を果たしました。
まず、本校では、2年次生岡村美也さんが、最優秀賞を受賞し、全国コンクールへの出品が決定。また、同じく2年次生の松岡灯子さんが優秀賞、1年次生の鎌田美萩さんが入選に選ばれました。
そして、3人の受賞が評価され、「学校優良賞」を受賞しています。
また、奈古分校では、3年次生の野上奈緒さんが優秀賞、同じく3年次生の西本菜々香さんが優良賞を受賞し、本校・分校計5名の受賞となりました。
本校においても、奈古分校においても、国語の授業の中でビブリオバトル大会を実施するなど、生徒の主体的な読書活動の推進に力を入れています。全県でも本・分校会わせて5名もの受賞者を出しているのは、萩高校だけです。全校あげての読書活動が実を結んだといえるのではないでしょうか。
【受賞作品一覧】
最優秀賞 本校2年次生 岡村 美也さん 「七色ノオトと指先と私」(「廉太郎ノオト」を読んで)
優秀賞 本校2年次生 松岡 灯子さん 「出会いを育む」(「フラミンゴボーイ」を読んで)
優秀賞 奈古分校3年次生 野上 奈緒 さん 「自分の未来を描く」(「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を読んで)
優秀賞 奈古分校3年次生 西本 菜々香さん 「私らしく生きる」(「14歳の君へ どう考えどう生きるか」)を読んで
入選 本校1年次生 鎌田 美萩さん 「『選択肢がある』という幸せ」(「風の中のマリア」を読んで)
12月10日(木)のNHK山口局の情報番組「情報維新!やまぐち!」に、紺野美沙子さんがリモートインタビューで出演され、10月18日に創立150周年記念事業として実施した「紺野美沙子さんトークショー」が紹介されました。
インタビューでは、連続ドラマの撮影時の思い出とともに、萩高校の生徒がトークショーの後、紺野さんにお送りした感想文のことを紹介していただきました。また、萩高校の伝統のセーラ服を着たドラマのシーンをたくさん紹介していただき、昔も今も変わらぬ、制服と萩の美しさを改めて感じました。
最後「今日も笑顔と感謝の気持ちを忘れず、お互いがんばりましょう」と、エールを送ってくださいました。
紺野さん、ありがとうございました。また、萩高校にお越しください。
なお、紺野さんは、12月14日(月)13:00からの、「ごごナマ」にも出演され、萩高校でのトークショーについて、全国に紹介してくださるそうです。
普通科2年のHGLでは、テーマ別に20グループに分かれて活動を行っています。その中で11グループの活動についてコメントをもらいましたので、3回に渡って紹介します!
(※内容は10月中旬時点のものです。活動が大きく進んでいたり、テーマを再考しているグループもあります。)
「揖取素彦について」榮慧
私たちは揖取素彦について萩博物館の学芸員である道迫さんに話を伺いに行きました。揖取素彦の生い立ち、吉田松陰やその妹の寿、文との関係についてなど、前回図書館で調べて、分からなかったり、疑問に思ったりしたことを聞きました。道迫さんの話を聞いていくなかで、その時代の揖取素彦の歩みがだんだんと詳細に分かっていくように感じました。さらに、それと同時に揖取素彦の人柄をも捉えることができ、「揖取素彦」という像が頭に浮かんでくるように感じました。
今回、揖取素彦をより詳しく知ることができたことも大きな収穫でしたが、道迫さんの歴史に対する探究力に大きな感銘を受けました。古い書物を読むことで、当時の人の細かな行動を把握し、さらにその人の人柄さえも特定してしまうことに驚きを感じました。今回、僕たちのために貴重な時間を割いてくださった道迫さんにとても感謝しています。
「萩しーまーとを盛り上げたい!」弘中竜也
僕たちの班は、萩しーまーとを今よりもっと盛り上げるためにHGLの活動をしています。最近の活動は萩しーまーとの中にあるお店の方々にインタビューを行いました。やはりコロナの影響で例年より売り上げが3割ほど減っていること、これからどういう取り組みで常連客を増やしていくのか等、各店舗の現状についてお話していただきました。
これからは、いただいた情報を基に萩しーまーとの魅力を少しでも多くの方々に配信していきたいです。地元の方がたくさん訪れ、観光客の方が一度だけではなくまた来たいと思えるようにし、萩しーまーとの発展に少しでも貢献できるように努めていきます!
「観光客が萩に訪れる理由」藤井麗妃
わたしたちの班は「観光客が萩に来る理由について」をテーマにして活動しています。まず初めにアンケート作成を行い、次にアンケート調査を行う場所を決めました。私たちが訪問する予定の場所は萩本陣と北門屋敷です。今後はアンケート用紙を入れる回収箱を作り、アンケート調査を実施し、調査に基づいて結果を分析する予定です。
一方で、もしアンケートが回収できなかった場合、直接観光客にアンケートを実施するしかなく、今はコロナが流行しているので感染への注意、配慮が必要です。その点も含めて改めて検討し直し、今後の活動を行っていきたいです。
「SNSで萩をPR」又野誠梧
私たちは、インスタグラムで萩の良さを伝え、より多くの外国人に観光に来てもらうための活動をしています。学校でのHGLの時間や、休みの日の時間を利用して、萩の観光名所などに行き写真を撮り、インスタグラムに投稿したり、城下町を訪れている外国人に「なぜ萩を訪れたのですか?」とインタビューをしたりしています。
今回、実際に萩の観光名所を訪れてみて萩の良さを改めて実感することができました。今後、HGLの時間にこだわらずに、できる限り多くの人に萩の良さを伝えていこうと思います。
先日の創立150周年記念事業として実施した「紺野美沙子さんトークショー」でご来校いただいた紺野美沙子さん出演のNHK「ごごナマ」。本来、11月に放送予定でしたが、国会中継のため延期となっていました。その放映が12月14日(月)に決定。時間は午後1時40分から午後2時までの20分間です。
萩高校訪問を紹介してくださるそうです。どんな風に紹介してくださるのか、ぜひご覧ください。
以下の記事、1枚目の画像は、NHKのホームページから。
▽紺野美沙子さん。朝ドラデビューから40年。舞台となった山口県萩市を今訪ねて募る思い。高見山に憧れた少女時代から今も変わらぬ相撲愛。舞台では相撲部屋の女将に。おひとり様で楽しむ豪華朝ごはんと晩酌。
11月26日に鳥取県立鳥取西高等学校の先生が、萩高校に視察に来られました。
萩高が城下町にある高校なら、鳥取西高校は、鳥取城のお堀の中にある鳥取県有数の進学校、伝統校で、令和5年度に創立150周年を迎えられるそうです。その創立記念行事と探究活動についての視察に来られたのです。
視察後、新山口駅に向かうはぎ号の出発まで時間があったので、松陰神社をご案内しました。
車中、「鳥取西高の校長先生に、松陰先生ゆかりの方がおられたような、、、」と、その時は、聞き流していたのですが、、、。
松陰神社見学の後、もう少し時間があったので、松陰神社の裏手にある松陰先生の墓所へ。
途中、道を間違ったりしながらも、到着し、墓所全体を示す説明板の前で、、、、
「このお方です!」鳥取西高校の先生の興奮気味の声が。。。。
そのお方、吉田庫三校長先生は、松陰先生の甥っ子に当たる方で、お墓も松陰先生のお隣です。
お墓の横には綺麗な説明板があり、経歴として、鳥取西高校で校長を勤められたこともちゃんと明記されていました。
思わぬところで勤務校の名前を見つけられた鳥取西高校の先生方は興奮しておられました。
吉田庫三校長先生は、このほか、小田原高校、横須賀高校の校長も務められたようで、縁(ゆかり)の高校で、生徒達がその時々の吉田校長先生の業績を調べ、萩に集まって、吉田庫三校長サミットを開かんといけませんねとか、どこも豊臣秀吉に、攻められた所ですねとか、偶然の発見に多いに盛り上がりました。
横須賀高校ご出身の小泉総理もご訪問されているようです。
吉田庫三先生について研究しておられる方がおられましたら、ご紹介ください。
途中、道を間違えたり、バスの出発時間が気になったり、何度も行くのを諦めかけたのですが、松陰先生に、「こっちにおいで」と、導かれたようでした。
萩高3年生の馬場雅季さんが12月20日(日)にサラダボウルを販売するイベントを開催します。
場所は、萩市浜崎の旧三浦金物店です。
進路が決定した馬場さんは、自分を育ててくれた萩市のために自分ができることとして、このイベントを考えたそうです。
詳しくは、以下の本人のfacebook記事をお読みください。胸が熱くなります。
是非、応援をよろしくお願いします。
・・・・以下、馬場さんのfacebook記事から・・・・
皆さんこんにちは🌞萩高校3年生の馬場雅季です‼︎
12月20日(日)に浜崎の旧三浦金物店でサラダボウルを販売するイベントを開催致します。
8年ちょっと前に萩に引っ越してきてからこれまで、私は美味しい萩のお野菜をたくさん食べてきました!
私にとって、萩といえば萩野菜!と言っても過言ではないくらい、大好きです笑
私は卒業後、県外の大学に通います。
卒業までの間、ここまで私を育ててくれた萩市に何か私ができることはないか、考える時期がありました。
そんな時、私は萩野菜の魅力を多くの地元の人に伝えたい!という気持ちが芽生え、このサラダボウルイベントを企画するまでに至りました☺
最初は、心の中ではやりたいと思いながらも「どうせ私がやったって、、、」「まだ高校生やし、萩でやっても浮くだけ」などこれまで勇気を持てず、行動力に欠けてた私でしたが、周りの信頼できる大人たちに背中を押してもらい、勇気を出して、まずは挑戦することが大事だと思うようになりました!
このイベントを企画するにあたり、これまで自分が知らなかった農業のこと、経済のこと、人との関わり方など、沢山の学びがありました。この経験は、将来きっと大事な時に活きると、私は信じています‼︎
当日は、全部で120食販売します!(テイクアウト)
4種類のサラダボウルを、各30食ずつ作る予定です!
萩野菜の魅力がしっかりと伝わるような
お洒落で美味しいサラダボウルを、皆さんに味わってもらえるように、当日まで頑張りますので、
ぜひ来てください‼♥
この時期、どこの高校も体育の授業は持久走ですよね。当時は私も、前の日は、「しんどいなぁ」とか、「雨降らないかなぁ」とか、思ったものです。
萩高校もこの時期の体育は持久走。ただ、他の学校と違うのが、走る場所が、グラウンドではなく、男子は菊ヶ浜、女子は学校周辺の城下町です。
だからでしょうか、男子も女子も明るく、気持ちよさそうに走っていました。
偶然、学校に来られたご年配の方(80前位の方でした)が、走っている生徒の姿を見て、「わしの頃も、菊ヶ浜の端から端まで、防波堤にタッチして帰ってきよったでよ」と、懐かしそうにおっしゃっていました。
萩高校に長く伝わる伝統なんですね、
「ファイト!」って、菊ヶ浜を走り終えた男子が、校舎の周囲を走っている女子を応援している姿もほほえましかったですね。
っと、そこに、でっかい担任の三坂先生が。。。。。突然担任を「あおり」だす男子生徒でした。
NHK山口の夕方の情報番組「情報維新!やまぐち」の中で、女優紺野美沙子さんのリモートでのインタビューが放映され、その際に10月18日に本校で創立150周年記念事業として実施した「紺野美沙子さんトークショー」の様子が放映される予定です。
女優としてのデビュー作となった萩のまちを訪れ、本校の記念行事に参加してくださった思いをどのように語ってくださるのか。山口県在住の方は、ぜひご覧ください。
放映日時:令和2年12月10日(木)18時10分から19時00分(その中のどの時間帯になるかは不明です)
11月22日(日)に山口市のきらら浜で行われた中国駅伝大会の結果をお知らせします。
男女とも県駅伝の時よりもタイムを上げ、男子20位/34チーム、女子22位/32チームでゴールしました。ここまで来るために、今年も「前を追って、追って、最後まで力を出し切る」これだけを全員で毎日やってきました。その結果は、生徒たちの写真が物語っています。これまで優しく、粘り強く皆を引っ張ってくれた3年生、誰もが忘れられない年となった今年、どんな時でも心を乱すことなく、いつも通り、青いユニフォームで活躍してくれてありがとう。1,2年生の背中を押して、三見の山の中を走ってくれてありがとう。きつくて泣きそうな1,2年生に「いいよ!!」「動いてるよ!!」と、励ましながら走ってくれてありがとう。立派な3年生に、心からありがとう。
普通科2年のHGLでは、テーマ別に20グループに分かれて活動を行っています。その中で11グループの活動についてコメントをもらいましたので、3回に渡って紹介します!
(※内容は10月中旬時点のものです。活動が大きく進んでいたり、テーマを再考しているグループもあります。)
「大島についてのお話をきいて」三好真穂
大島の農業についてのお話を伺うために萩市役所へ行きました。図書館にはなかった資料をもらったり、大島についてより詳しいことを知ることができました。
学校には、卒業生が過去に直接大島へ行き、調べてまとめた資料があります。それをもとに大島の農業の過去と現在を比較し、大島の農業の未来について考えることを目的として活動しています。
活動を通して萩について知らないことがまだまだたくさんあるのだと実感しています。今回聞いたお話をもとに私たちも直接大島へ行き、学び、考えたことを未来の後輩たちに伝えていきたいです。
「地域活性化」佐伯心南
私たちは地域創生班として「萩の特産物で地域を活性化する」ことをテーマに活動しています。現在萩は少子高齢化や都市部への人口集中などの問題が深刻化しています。そこで、自然豊かな萩で獲れる特産物の魅力を観光客だけでなく、今萩に住んでいる人にも伝え、町の活性化に繋げたいと思い、このテーマにしました。インターネットで特産物を調べ、それに関する資料を図書館で集めています。テーマをさらに深められるように、これからのHGLを進めていきたいです。
「歩く、食べることの利点」金田東子
私たちは健康福祉のマップ班です。私たちの主な活動は「歩くこと、食べることで私たちの身体にどのような効果がみられるのか」を調査することです。この活動の中で、萩高校周辺のオススメのレストランや場所に行ったり、また、レストランの料理にはどのような材料が使われているのかをインタビューしました。歩くことで萩の景色を堪能しながら運動不足を解消し、健康的な生活を送ってほしいと思います。
静岡県立韮山高等学校と本校は、ともに「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に認定された韮山反射炉・萩反射炉を校区内にもつ学校として、5年前から交流を行っています。昨年は、修学旅行で萩を訪れた韮山高校の生徒と本校生徒が交流会を行いました。今年も、韮山高校普通科の生徒さんが、11月12日に修学旅行で萩を訪れました。今年度は、全体での交流会は行いませんでしたが、本校生徒会を宿舎である千春楽にお招きいただき、生徒会同士の交流をもつことができました。
交流会では、お互いに自己紹介をした後、来年の交流会をどのような形で行うかを話し合いました。今日初めて会った同士なのに、高校生たちはあっという間に打ち解けて、和気あいあいと話し合っていました。
交流を終えて、韮山高校の皆さんは夕食。その夕食会場で、本校生徒会長の岡村さんが、歓迎の挨拶をして、本校創立150周年の記念ノベルティであるクリアファイルを韮山高校全生徒に贈呈しました。
反射炉がとりもつ素敵な御縁。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
吹奏楽部が、11月3日(火・祝)に、萩高校体育館において「オータムミニコンサート」を開催しました。コンクールや演奏会が中止となったり、無観客での演奏会になったりする中、「やっぱり誰かに聴いてほしい」という思いから、生徒自らが企画し、選曲・ポスターづくり・広報・当日の運営まで、99.99999999%生徒主体の演奏会ができました。顧問が手伝ったのは、当日の受付業務くらいで、合奏の練習もコンミス(女性のコンサートマスター)が中心となり曲を仕上げました。
限られた時間の中で演奏会を一から作り上げる大変さを経験したこと、休日にもかかわらず、生徒、教職員、保護者合わせて83名の方にご来場いただいたことに、部員一同、達成感と感謝の気持ちでいっぱいです。それと同時に『誰かに聴いてもらえる』ということは、たくさんのエネルギーをもらうことなのだということを改めて実感しました。
目下、3月の定期演奏会に向けて黙々と練習に励む日々が続いています。今回見逃した方もぜひ3月20日(土)萩市民館で開催予定の定期演奏会に足をお運びください。
【演奏曲目】
マーチ「ブルースカイ」 高木 登古 作曲
2020上半期ヒットメドレー 他
11月10・11日、「美術Ⅰ」の授業の一環として、1年次生45人が山口県立萩美術館・浦上記念館に鑑賞に伺いました。
特別展示『三輪龍氣生展』では学芸員の方より、我が萩高等学校の大先輩でもある三輪龍氣生さんのお話をお聞きしました。伝統ある窯元の名を背負われた重圧の中での三輪先生の高校生時代や大学生のときなど若かりし日の自己との葛藤、そしてエネルギッシュな制作についてのお話を聞くことができ、私たち自身のモチベーションが高まり励みになりました。
そのお話を伺った後、作品を鑑賞してみると、どの作品も凄い迫力で、生命力が満ち溢れており、心を打つ作品ばかりでした。
11日には三輪龍氣生さんご本人が来館されており、お声をかけて下さり、80歳とは思えない凛としながらも優しく若々しいお姿に感銘を受けました。
さらに普通展示などでは、浮世絵で東洲斎写楽や歌川広重の「東海道五十三次」などから、古萩~現代の萩焼まで、観ることができ、至福の時を過ごしました。
今回を含め、萩美術館・浦上記念館様には、授業等での利用の際、さまざまなご厚意をいただいております。本当にありがとうございます。
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