萩高校は、明治産業革命世界遺産の反射炉のご縁で、静岡県の伝統校、韮山高校と交流しています。今年も11月12日には、韮山高校2年生が修学旅行で萩に来られ、萩高校と交流活動を行います。
本校からは、なかなか生徒が伺うことが難しいので、10月26日に開催された関東在住の方々の同窓会である東京指月会にあわせ、野村同窓会長さんと一緒に韮山高校を表敬訪問しました。
また、野村会長さんは、萩市長時代に世界遺産の関係で伊豆の国市の市長さんとも面識があるとのことで、市長さんにもお会いしました。
櫻井祥行校長先生に学校内だけでなく、いろいろなところをご案内していただきました。
反射炉だけではない萩と韮山の深いつながりにおどろきました。韮山の反射炉は、幕臣で、代官でありながら、開明的であった江川英龍公(担庵公)が作られたものですが、担庵公の元には、木戸孝允、久坂玄瑞、井上馨ら、長州の維新の志士が訪れていること、ドラマ「花燃ゆ」の主人公の一人、楫取素彦も明治期に一時、当地、足柄県令を務めていたことなどです。
また、萩高の校訓は吉田松陰先生のお言葉、「至誠」ですが、担庵公を学祖と仰ぐ韮山高校の校訓も、担庵公の言葉「忍」です。
学校も、萩高校と同じく、活気に満ちあふれていました。昨年は、駅伝部が都大路に出場したそうです。帰萩後、同窓生の先生からお伺いしたのですが、萩高校野球部が甲子園に出場した昭和25年の大会を制したのは韮山高校であったとか。
探究学習も盛んで、源頼朝が流された蛭が小島も学校のすぐそばにあるのですが、韮山高校の生徒さんたちは、頼朝の居館は、これまで伝承されているところとは別の所にあったのではないか、というテーマで探究したグループもあったそうです。
学校の裏手には韮山城があるところも、そっくりです。城山に登れば、今川と武田が攻めてくるところがわかるというお話でしたが、雨天のため、またの機会となりました。
いろいろと共通点のある二つの学校の交流が楽しみです。
櫻井校長先生、ありがとうございました。
10月25日(金)・26日(土)の2日間、山口市維新百年記念公園陸上競技場にて標記大会が開催されました。男子400mHの竹下君と男子5000mWの秋本君が優勝しました。競技場まで駆けつけて声援を送ってくださった保護者の方々や卒業生の方々、萩高校陸上部を支えてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。結果は以下の通りです。(詳しくは山口陸協HPへ)
〈今大会のおもな戦績(8位入賞者)〉
男子総合の部 第7位
男子400mH 第1位 竹下耀星
男子5000mW 第1位 秋本雄一朗 第3位 福永伸之介
男子4×400mR 第5位 竹下耀星・二宮大翔・吉屋正義・重村拓哉
男子三段跳 第7位 内野岬塔 第8位 重村拓哉
男子砲丸投 第8位 森下航成
女子200m 第6位 河野素実
女子5000mW 第4位 水津花梨
<男子400mH 竹下君のコメント>
この大会は今シーズン最後の対校戦でした。疲労もある中、一人ひとり全力を出し切ることができました。今回得た課題をこれらかの冬季練習に生かして、一人でも多く上のステージに進むことができるように頑張りたいです。
山口県は韓国慶尚南道と姉妹提携を結んでおり、様々な分野で交流を進めています。高校生同士の交流も盛んで、お互いに訪問し合って交流を深めています。今年度は山口県の高校生が慶尚南道を訪問する年であり、本校2年次生の3名がその訪問団に選ばれ10月29日、山口県庁に集合し、韓国へと旅立ちました。訪問の中では現地の高校を訪れ、お互いの学習や文化について発表し合いますが、そのリハーサルが先日行われました。3名は本校の総合的な学習の時間「萩グローカル・ラーニング」で探究している萩市の活性化に向けた取組について英語や韓国語でそれぞれ発表します。観光都市萩を発展するための案内等の多言語化などの取組について発表し、韓国の高校生と意見交換を行う予定です。
地域の課題について国際交流の中で話し合う、まさに「グローカル」の取組の中で多くのことを学んできてください。
10月20日(日)、本校の2年次生2名が大津緑洋高校で開催された山口県高等学校英語弁論大会に出場しました。
兼さんは「My Dream」という標題で、自分の将来の夢やそのきっかけとなった出来事を持ち前の笑顔で発表しました。守永くんは「Hand to Hand」という標題で、国際的な問題の解決には国を超えた協力が必要、これからの世代にもその思いを伝承していきたいと熱く演説しました。兼さんは審査員特別賞を受賞しました。
2名とも自ら出場を志願し、原稿の作成から発表まで約3か月に渡って取り組んできました。この直向きな努力と自ら志願したという積極性に自信を持ち、今後も様々な活動に積極的に取り組んでいってくれることを期待します!
今月の萩高生がおくるFM萩ラジオ(77.5MHz)の放送についてお知らせします。先日、生徒会役員が代替わりし、萩高校の新生徒会役員が決定しました。今回は新生徒会役員の3名がお話しします。生徒会のお仕事や生徒の学校生活についてなど紹介していますので、ぜひ聴いてください!
※放送予定日は、10月28日(月)15時~です!!!
10月12日(土)・13日(日)の2日間、岡山県岡山市にて標記大会が開催されました。中国地区5県から予選を勝ち抜いた各県3名が出場し(開催県の岡山県は4名)、来年度のインターハイを占う大事な試合でした。萩高校からは男子4名の生徒が出場しました。それぞれの生徒は、全力で競技にのぞみ、5000mWに出場した末成君が3位と表彰台に上ることができました。わざわざ競技場まで駆けつけて声援を送ってくださった保護者の方々や卒業生の方々、萩高校陸上部を支えてくださった全ての方々、本当にありがとうございました。次回の主な大会は10月末に行われる県体となります。今シーズン最後のTrack and fieldの対校戦となるので、チーム一丸となって試合にのぞみたいと思います。結果は以下の通りです。(詳しくは岡山県陸協HPへ)
男子5000mW 第3位 末成壮司 第5位 秋本雄一朗
男子400mH 第7位 竹下耀星
男子三段跳 第13位 内野岬塔
ご報告が遅れましたが、私たち生徒会2年生の6名は、夏休みの8/21,22(水・木)に山口市湯田温泉の翠山荘で行われた「志」発展キャンプに一泊二日で参加してきました。
キャンプでは講義と、対話セッションと、班ごとのプレゼンテーションが行われました。特に私の印象に強く残ったのは、株式会社ハバタク代表取締役の丑田俊輔さんの講義と対話でした。コンテンツが境界を越えていく「トランスローカル論」、暮らしを楽しむ「ドチャベン(土着ベンチャー)」、新たな教育の形である「ハイブリッドスクーリング」など、とにかく新しい視野と概念をたくさん知り、その意義を理解しました。私の地元である長門市仙崎に、これらがどのように活用できるだろうかと、真剣に考えながら学ぶことができました。
村岡県知事に直接質問をさせて頂く時間もあり、その中で、これから知事が強調して力を入れていきたいのが山口県の観光産業であることをお聞きしました。特に観光リピーターを増やしていくことが、ゆくゆくは人口減を食い止めることにつながるのだ、ということが実感できました。知事の言われる通り、私たちの世代の視点・立場から見えるものを、県外にも伝わっていくように発信していきたいと思います。
宿泊は他校の生徒や大学生のみなさんと同じ部屋でしたので、夜までたくさん交流の時間を持つことができました。様々な考え方を持つ人々に触れることで、とても刺激的な二日間となりました。開催されるならぜひ来年も、後輩たちに参加してほしい行事です。
(生徒会書記2年 松本)
10月19日(土)・20日(日)の2日間、標記大会が山口市のきらら博記念公園水泳プールにて開催されます。萩高校には水泳部がありませんが、社会体育として地元の水泳施設等を利用し、競技力を向上させている1年生3名が参加予定です。先週、中国新人大会へ出場する陸上部とともに壮行式を開催しました。全員が志高く頑張っており、自分たちでしっかりとトレーニングを積んで日々精進しています。以下の3名へのご声援をよろしくお願いいたします。
<出場種目>
男子100m平泳ぎ 野稲
男子200m平泳ぎ 野稲
女子 50m自由形 中川
女子100m自由形 石川
女子200m自由形 石川
10月20日、全校集会に先立ち、中国大会に出場する陸上部、水泳の選手の壮行式を行いました。
陸上部の4人(竹下耀星君(男子400mH)、末成壮司君・秋本雄一朗君(男子5000mW)、 内野岬塔君(男子三段跳))は、10月12日(土)岡山県のシティライト・スタジアム(岡山県総合グラウンド・陸上競技場)で開催される中国高校新人陸上大会に出場します。
また、水泳(競泳の部)では、野稲太陽君(100m、200m平泳ぎ)、石川一葉さん(100m、200m自由形)中川莉子さん(50m自由形)が、山口きらら博記念公園プールで開催される中国高等学校新人水泳競技選手権大会(競泳の部)に出場します。
皆さん、応援お願います。
日本に駐在する15か国の大使など、駐日外交団が萩市を訪問し、歴史,文化,特産品,産業等,地方の魅力を視察されました。萩高生6名は、市内の萩商工高校、萩光塩学院高校の生徒とともに、9月26日に開催された、市が主催する懇親会に運営スタッフとして参加しました。
英語で司会をしたり、着ぐるみを着て萩市の特産品を紹介したりしました。
参加した生徒は、日ごろ学校の授業で学んだ英語を駆使し、「世界の様々な国の代表として活躍している方々とお話ができるなんて、とても貴重な経験。楽しい時間だった」という感想からも、コミュニケーションを楽しんだ様子がうかがえます。
市の担当者の方からも、お礼とともに、「高校生が中心で運営する例はあまりなく、高校生の活躍に、外交団のみなさんもとても楽しんでいるようだった」というお言葉をいただきました。
高校生が世代を超えて交流することだけでも、いろいろなことを学べると思いますが、今回は、国境まで超えちゃいました。参加した生徒は大きく視野が広がったことでしょう。
萩高校は、これからも、地域の様々な方々のお力をお借りしながら、いろいろなチャンスを生徒に提供してまいります。
生徒の皆さん、「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」ですよ!
本日は私たち新生徒会が、認証式にて正式に認証を受けました。これからの1年間、1年生4名と2年生6名の10名で、学校をより良くするために頑張ってまいります。
放課後には旧生徒会の方々との引き継ぎ会があり、たくさんの激励の言葉やアドバイスを頂きました。その後は校長室に移動し、校長先生との懇話会を持たせていただきました。文化祭の改善点、萩高校公式SNS利用のさらなる可能性などについて話し合いをし、校長先生からは「生徒に見えていない部分もあれば、生徒にしか見えない部分がある」という大切な言葉を頂きました。私たち自身の視野を広げていくと同時に、私たちにしか見えない部分をしっかりと見つめ、萩高校のよりよい在り方を考えていきたいと思います。
(生徒会書記2年 松本)
10月5日(土)、本校を会場に山口県教育委員会が主催する「ドリカムゼミ」の第2回が開催されました。これは、今年度から始まった「やまぐちで学ぶ!高校教育魅力向上事業」の一環で、県内7高校に設置されているテレビ会議システムと電子黒板を利用して大学や社会で必要となる発展的な知識の学習に向けた講義を全県の生徒が受講できるようになっています。
今回は宇部高校の坂野先生による国語の講義が行われました。このゼミのために作成されたオリジナルのテキストをもとに解説される坂野先生の講義はとてもわかりやすく、また電子黒板を用いてそれぞれの会場の生徒の解答例を共有したり、マイクを通じて萩高校の生徒が坂野先生の問いに答えたりと大変盛り上がる内容となりました。
萩高校会場では、本校の1、2年次生13名が受講。今回も萩高校の参加生徒が全県で断トツの最多でした。その熱気に誘われたのか、当日この事業を主催する県高校教育課の木村課長も萩会場に来場。最後に萩高生に激励の言葉もいただきました。
10月7日(月)、本校の2年次生15名が「地域文化」の授業で山口県立美術館浦上記念館を訪問し、浮世絵の歴史や技法、美術館が地域に果たす役割等について探究を深めました。
現在浦上記念館では、特別展示「平木コレクションにゃんとも猫だらけ」を公開中。普通展示の浮世絵とあわせて、猫が描かれた見事な浮世絵が多数展示されています。その浮世絵をもとに渕田学芸員さんが、生徒15名のためだけに解説をしてくださるというとても贅沢な訪問となりました。「見当を付ける」という言葉がじつは多色刷り版画の技法に由来していることなど、興味深いお話をたくさん伺うことができました。当日は、本校ALTのシボン先生も授業に参加し、「exciting!」「fun!」と、美術館を満喫していました。
萩にはすばらしい美術館、博物館が、しかも萩高校から自転車ですぐのところにあります。こんな環境も、萩高校の大きな財産なのだと実感しました。
昨年度、北浦地域唯一の学科として本校に設置された探究科では、2年次から人文社会科学科と自然科学科に分かれ、それぞれ『アクティブ・リサーチ』『課題探究』の授業の中で、自ら課題を設定し、その解決に向けて調査や研究を行う探究学習に取り組んでいます。
9月24日(火)の5、6限、人文社会学科の探究科目『アクティブ・リサーチ』の中間発表を実施しました。
3つのグループがそれぞれ、「殺処分される猫を0にする」「若者の観光客増加へ向けたPR動画発信」「お成道を生かして田町商店街を活性化」という萩市の活性化に向けたテーマをもとに地域を回ってインタビューを行ったり、アンケート調査等を行ったりしてまとめた内容を発表しました。「萩市の猫伝説」「萩のなないろ」「田町商店街は参勤交代のお成道の一部だった」など、萩市の歴史や文化に由来した活性化のアイデアは、どれも探究の種として大変魅力的です。
種がどのように芽を出すかは、これからの探究の深まり次第。もちろん、簡単ではありません。大人だって答えをもっていないテーマなのですから。でも、それを高校生が考え、発信することに意義があるのです。頑張れ、探究科1期生!
9月21日(土)22日(日) 宇部市武道館
【男子団体】2位
2回戦○萩5-0下松工業×、準決勝戦○萩5-0早鞆×、決勝戦×萩0-4高川○
【男子個人】
1年男子
66㎏級3位 藤本 楓(1-2)、81㎏級3位 鍵谷幸成(1-2)、90㎏級3位 三宅晶斗(1-1)、3位高橋志苑(1-3)
2年男子
66㎏級1位 薬丸武則(2-4)、73㎏級3位 池田隼大(2-3)、81㎏級3位 檀上 翔(2-2)
90㎏級1位 中家晴輝(2-1)、100㎏級1位 井原拓海(2-5)、無差別級3位 福家知真(2-3)
団体戦では順調に決勝戦まで勝ち上がりましたが、決勝戦では完敗でした。個人戦ではベストを尽くし、10名が入賞しました。次のステップに向けてまた頑張ります。応援ありがとうございました。
※NEXTをクリックすると過去の記事をご覧になれます※