8月27日(火)16:00に本校にて「第1回ファシリテーター研修」が実施され、2年生のファシリテーター21名が参加し、講師の山口県公立高等学校PTA連合会事務局長の山本貴司先生から、熟議の流れやファシリテーターの役割や心構えに加えて、実社会におけるファシリテーションの意義等について学び、熟議全般について理解を深めました。生徒は、9月5日の2回目の研修で模擬熟議を体験した後、12日の「高校生熟議2019」の本番に臨みます。
8月21日(水)、山口市の維新公園補助競技場にて標記大会が開催されました。マネージャーを含めて50名を超える部員で参加し、最後の種目まで戦い抜きました。結果は男女ともに総合・トラック・フィールドの部すべてで1位となり、完全優勝することができました。また、自己ベストを更新する部員も多数いました。わざわざ競技場まで駆けつけて声援を送ってくださった保護者の方々や補助員として参加してくれたOBの方々のおかげで、今大会も無事に終了することができました。ありがとうございました。9月に下関で開催予定の山口県新人大会に向けて、またチームで競技力の向上に努めていきたいと思います。結果は以下の通りです。
【1位のみ氏名記載】
男子総合・トラック・フィールド 第1位
男子100m 1-4阿座上佳祐
男子200m 2-5二宮大翔
男子400m 2-1重村拓哉
男子5000m 2-1朝枝凌
男子400mH 2-5竹下耀星
男子5000mW 2-3末成壮司
男子4×100mR 2-5竹下耀星・1-1吉屋正義・2-5二宮大翔・2-1森下航成
男子4×400mR 2-5竹下耀星・2-5二宮大翔・1-1吉屋正義・2-1重村拓哉
男子走幅跳 2-5二宮大翔
男子三段跳 2‐1重村拓哉
男子砲丸投 2-1森下航成
男子ハンマー投 2-1森下航成
女子総合・トラック・フィールド 第1位
女子100m 2-2河野素実
女子200m 2-2河野素実
女子800m 1-4古川千尋
女子1500m 1-4古川千尋
女子5000mW 2-1水津花梨
女子4×100mR 1-2阿部友香・2-2河野素実・1-1伊藤陽香・2-3兼向日葵
女子砲丸投 1-3伊藤麻衣
女子円盤投 2-3兼向日葵
女子ハンマー投 1-3伊藤麻衣
女子やり投 2-3兼向日葵
山口県総合芸術文化祭2019・第74回合唱コンクール山口県大会(8月18日萩市民館)、第86回全国学校音楽コンクール山口県コンクール(8月21日山口市民会館)と、合唱部にとって大きな大会が目の前です。顧問の藤重先生、元顧問の有富先生・梅地先生の熱心なご指導の下、練習にも熱が入ります。
練習場に掲げられた「やる気、元気、根気」「探究心」「前へ!私たちは挑戦者」の精神で積み重ねてきたその力を、本番でもしっかり発揮してください。
がんばれ 合唱部!
8月10日(金)山口市民館で行われた標記コンク-ルで、吹奏楽部は、「バレエ音楽「青銅の騎士」より」を演奏し、高等学校A部門で、銅賞を獲得しました。
ABUスイムランの激励演奏、萩総合支援学校のサーマーナイトフェスタでのボランティア演奏など、彼女、彼らは、自分たちの音を、しっかりと周囲に届けてきてくれました。
3年生はこれで、一旦楽器を置くことになりますが、自己の進路実現に向けて勉学等にしっかり取り組み、部活動の集大成である3月末の定期演奏会に戻ってきてくれることと思います。
8月1日の萩・日本海大花火大会からはじまる萩の夏祭りは、8月3日の住吉祭りでの御船謡の巡行で盛り上がり、その奉納で幕を閉じます。
御船謡とは、毛利元就が、安芸の宮島で、陶晴賢を攻め滅ぼした時の戦勝の凱歌として伝えられ、毛利藩の御座船唄として、藩主乗船の際や新造藩船の進水などの時に、それを祝って演唱されたものだそうです。現在では、台車に載せた萩藩の御座船を模した長さ7mを超える木造の船の上に、浜崎町の地謡組に属する人々が乗り、町の辻々において、この「御船謡」が演唱されます。
今年も、萩高校の野球部・陸上部の生徒が、日頃から応援をしてくださる地域の皆さんへの感謝の気持ちも込めて、御船曳きの役を務めさせていただきました。
生徒たちは、ゴミ袋を片手に、路上のゴミを拾いながら、炎天下の中から奉納まで、大きなかけ声で盛り上げながら、元気よく御船を曳きました。
生徒たちは、こうした地域の行事に参加することを通して、故郷のよさを実感したことでしょう。
貴重な経験をする機会を与えていただき、ありがとうございました。
途中、お声をかけてくださった地域の方々のお言葉を力に変えて、これからも部活動を頑張ります。引き続き、応援をお願いします。
8月19日(月)、20日(火)、山口県健康づくりセンターで開催された、表記の大会に山口県代表として参加、ステージ発表しました。本大会は、中国・四国・九州地区から約40校が集まり、ステージ発表16件、ポスター発表61件の発表が行われました。ステージ、ポスター発表では、生徒同士の活発な意見交換がある大会となり、参加した生徒は多くの刺激を受けたようです。
約1年半、物理班の生徒達は「なまこ壁の機能性に関する考察」について研究をしてきました。発表は、大会参加を重ねるごとに上手になり、本当に素晴らしいプレゼンテーションができたと思います。生徒達からは、
「辛いこともありましたが、一人では絶対できない経験だったのでやって良かったと思います。1年半やってきたけど、まだまだ分からないこともあって、本研究テーマの奥深さを感じた。」
「通常の学習では学べないことを課題研究で学ぶことができました。答えのわからない問いに対して、実験結果から論理的に自分たちなりの答えを組み立てていくのは、非常に楽しく、科学への好奇心がさらに大きくなりました。」などの感想がありました。
課題研究を通して学んできた彼らの表情は、自信と達成感に溢れるとても良い表情をしていました。
7月27日(土)に、萩総合支援学校で、サマーナイトフェスタが開催されました。
このイベントは、障害のある子供たちと障害のない子供たちが共に生活していく共同社会に向けて、総合支援学校について、地域の方に知っていただこうと、萩総合支援学校が企画したものです。
萩高校からは、9名の生徒がボランティアとして、ステージ補助、おむすびの販売、奈古キャンパスで栽培したスイカ、朝顔の鉢の販売など、運営のお手伝いをしました。
また、吹奏楽部の8人みなさんは、長北地区の演奏会を終えて駆けつけ、楽器の紹介をしたり、支援学校の校歌や、「ふるさと」を演奏したりしました。
支援学校の生徒さんたちも、やがては、皆さんと一緒に地域で生活していくことになります。その時、すぐ側で力になれる、そんな人になってほしいと思います。
土日や夏休みを利用して、年8回程度活動する「萩わくわく科学クラブ」が、萩高校を会場にし、テーマを「わくわくミクロワールド」と題して、微生物の観察を行いました。対象は小学校4年~6年の児童15名で、そのうち今回は9名の児童が参加しました。ほとんど顕微鏡操作が未経験の小学生であるため、萩高科学部の生徒有志がアシスタントにつき、ほぼマンツーマンで指導にあたりました。
最初はオオカナダモの葉を使い、顕微鏡操作の基本を学びました。細胞中の葉緑体が流れるように動く「原形質流動」を見て驚きの声があがっていました。
次に、イリコの胃の内容物を取出して観察をしました。食物として取り入れた「ケイソウ」や「甲殻類の幼生」などの他に、青色の「マイクロプラスチック」も見ることができました。
後半は萩高校のビオトープから採取したプランクトンを観察しました。「ミジンコ」「カイミジンコ」「ヒルガタワムシ」「トゲナガワムシ」「スピロストーマム」「ハネケイソウ」など多くのプランクトンを観察できました。生きて動いているプランクトンを見て、歓声があがっていました。
小学生は十分に楽しんでくれたようですが、それ以上に、アシスタントでついてくれた科学部の生徒たちが、積極的に小学生に指導してくれている姿を見て頼もしく思いました。
8月2日(金)に人文社会科学科2年生5名がアクティブ・リサーチ(探究活動)で雲林寺(ネコ寺)を訪問しました。このチームは「萩と猫」について「殺処分をゼロにすること」を中心に研究を進めています。今回は「萩と猫」について多角的に考察するために、ネコ寺として有名な雲林寺の取り組みを取材しました。
観光客目線でお寺を見て回って堪能した後、角田住職にお話を伺いました。
「すごい!」の一言でした。角田住職は「猫」探究のモデルそのものでした。様々な視点から「猫」を研究し、それを企画・パンフレット・展示・グッズなど様々な方法で形にして発信していらっしゃいます。雲林寺のネコ寺としての取り組みはもちろん、雲林寺周辺地域の人と猫の共生のしかた、毛利家の法度と猫、涅槃図・仏教と猫、グッズから見た猫のイメージの変遷、「人と猫」研究者のお話、…お話は多岐にわたり、「猫と萩」について深掘りするヒントをたくさんいただきました。また、生産性が重視される現代社会に対し、存在することそのものに意義がある「猫的な生き方」についてもお話があり、「猫」を通じて生きることについても学ぶことができました。
角田住職の学ぶ姿勢をお手本に、愛を持って今後の研究を進めていきたいと思います。お忙しい中、お時間をいただき、本当にありがとうございました。
【取材した生徒の声】
「毛利家の法度や涅槃図と猫の関わりの話は、知らないことばかりで本当におもしろかったです。」
「ネコ寺の取り組みも歴史や仏教と猫の話もすごいと思いましたが、最後のAI時代と『猫的な生き方』の話がとても印象に残っています。深いメッセージでした。」
6月に「方言フラッグ」調査を行った人文社会科学科2年生の1グループが、「田町商店街」について研究を進めています。前回調査をきっかけに「田町商店街」そのものについて興味を持った生徒たち。もっと深掘りしてみようと、「きくや」店主で萩市田町商店街振興組合連合会理事長の久保さんに商店街の歴史や現状を取材に出かけました。
久保さんに概略・店舗地図などの資料をもとに田町商店街の現状についてご説明いただいた後で、質問をさせていただきました。話題は様々なことに及び、世代交代の問題、アーケードの問題、商店街イベントの現状、新しく外から参入されるお店のことなど、商店街の課題を中心に興味深いお話を聞くことができました。また、生徒からの「高校生にどんなことをしてほしいですか。」という質問に対しては、「『してほしい』よりも『こんなことがしたい、できる』を考えてみてください。」というお言葉をいただきました。生徒の「自分たちが!」という気持ちに火をつけていただきました。
お忙しい中、ご対応いただき、本当にありがとうございました。
【取材した生徒の声】
「田町商店街の課題をもっと研究して、イベントの企画なども考えていきたいと思います。御協力よろしくお願いします!」
もっともっと田町商店街について知るために、調べたいことを整理して田町商店街のお店にインタビュー調査を行う計画を立てています。今後さらに、萩高生が商店街に伺います。ぜひ調査への御協力をお願いいたします。
久保さんに取材中!
部活終わりに集合して、ふせんで疑問を整理中!
夏休み中、たくさんの生徒が自習室等で勉強しています。その入口には、「夏休み期間で300時間学習」「やる気があるときなら誰でもできる。本当の成功者は、やる気がないときでもやる。」など、生徒を激励する言葉が並びます。
もちろん、部屋の中では、一心不乱に自習する生徒の姿があります。
萩高生、特に受験生。自分の希望進路の実現に向けて、がんばれ!ひとりじゃないぞ!
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